トクツミー
From Wikipedia, the free encyclopedia
漢字の「徳」の形をした7つのブロックからなる製品[1][2][3][4]。1個あたり縦横3 cm、厚み2 cm程度、重量10 g程度のエラストマー製の青いブロックで[1][5]、その色はパッケージによれば「集中力を高める青色」とされている。エラストマー素材のため、落としても家具などを傷つけにくく[1][3][4][5]、また、中性洗剤での水洗いも可能[2]。
ブロックを積み上げて遊ぶもので、楽しみながら指先のバランス感覚や集中力を養えるといった目的の製品であり[1]、物理的に「徳を積む」ことになる[2][6]。素材のグリップ力はあるものの、起伏に富んだ「徳」の形状はバランスの予想がつきにくくなっている[5]。ただ積み重ねるだけでなく、1分間の何個積めるかのタイムトライアルを行ったり、アーチ型のような高難度の積み方をしたりする遊び方も提案されている[1][2]。
開発
サイプラスの開発者がロックバランシングを特集するテレビ番組を見たことをきっかけに、楽しみながら指先を鍛えられる商品の開発が企画された[1][7]。元々は高齢者施設で指先のトレーニングが人気と聞き、年配層を主なターゲット層とした健康グッズとして企画されていた[7]。
指先トレーニングブロックとしてただ石を積むだけは面白くないと考え、年配層なら「ありがたいもの」が喜ばれるものはないかと開発チームで話し合われた。そんな中、「推し活」ブームで、例えばイベントで良い席が当たるように日々善い行いをする「徳を積む」という言葉が使われていることに着目し、年配層だけでなく、推し活を行っている層にも届くかもしれないという思いで、「徳」の形のブロックが採用された[7]。
反響
「徳を積む」というそのビジュアルから、発売された年にはテレビ番組『スッキリ』[5]やニッセンの公式Twitterアカウント[7]での紹介から「凄まじくシュール」「リアル徳積み」などと話題を集め[7]、実際の購入者からは「意外と難しくて奥深い」「コンセプトが面白いので、願掛けしながら積んでる」などといった声が上がっている[5]。
「GetNavi web」の斉藤ペン太は絶妙な難易度であると評し、「思った以上に無理が効くため逆にバランスの予想がつきにくく、指を離すギリギリの瞬間まで集中が必要」と記している[5]。
「ロケットニュース24」の砂子間正貫はインテリアとしても楽しめると紹介し、「徳を積んだ状態で飾れるからとても気持ちがいいぞ。何かいいことが起こりそうな予感がする」と記している[8]。開発側も「ちょっとシュールな感じ」になるという前提の上で、インテリアとしての活用も想定している[9]。