トモシンセシス
From Wikipedia, the free encyclopedia
トモシンセシス(英: Tomosynthesis)、またはデジタルトモシンセシス(英: Digital Tomosynthesis)は、ある角度の間で放射線を照射しながら物体を走査することで、範囲は限定されるが高解像度の断層画像を得る技術である。Tomography(断層撮影)とSynthesis(合成、統一)から成る造語であり[1]、日本ではしばしばトモシンと略される。コンピュータ断層撮影(Computed Tomography、略称:CT)とは異なり、範囲が限定されるデメリットがあるが、より少ない線量で断層画像を撮影することが可能である。血管造影、歯科、整形外科、乳房、筋骨格系、胸部などの撮影分野で研究されてきた[2]。
トモシンセシスの概念は、Ziedses des Plantesによる一連の投影像の中から任意の平面を再構成する研究から生まれた。CTの発明により一旦はその座を追われたが、後にトモシンセシスは低線量の断層撮影技術としてCTの代替として注目されるようになった[3]。