トライアンフ・ボンネビルT100

From Wikipedia, the free encyclopedia

別名称 "Bonnie"
製造期間 2002–2004 790 cc
2005–2016 865 cc
2017 on 900 cc
トライアンフ・ボンネビルT100
製造者 トライアンフ・モーターサイクル
別名称 "Bonnie"
製造期間 2002–2004 790 cc
2005–2016 865 cc
2017 on 900 cc
種別 スタンダード
エンジン 865 cc (52.8 cu in) 空冷DOHC、360° パラレルツイン
900 cc (55 cu in) 水冷SOHC、270° パラレルツイン
ボア / ストローク 90 mm × 68 mm (3.5 in × 2.7 in)
84.6 mm × 80 mm (3.33 in × 3.15 in)
最高速度 115 mph (est.)[1]
最大出力 61 hp (45 kW) @ 7,400 rpm (2002)
67 hp (50 kW) @ 7,400 rpm (2012)[1]
54 hp (40 kW) @ 5,900 rpm (2017) (公称値)[2]
最大トルク 59 lb⋅ft (80 N⋅m)@ 3,230 rpm (2017) (公称値)[2]
トランスミッション 5速、チェーン駆動
ホイールベース 59.1 in (1,500 mm)
寸法 L: 87.8 in (2,230 mm)
W: 29.1 in (740 mm)
H: 43.3 in (1,100 mm)
シート高 30.5インチ (770 mm)
車重 451 lb (205 kg) (乾燥重量)
506 lb (230 kg)[1] (車両重量)
燃料容量 3.5 imp gal (16 L)

ボンネビルT100(Bonneville T100)は、イギリス レスターシャー ヒンクリートライアンフ・モーターサイクルが設計・製造したオートバイ

トライアンフ・ボンネビルT100(2008年)

トライアンフは2000年のミュンヘン・モーターサイクルショーで790 cc (48 cu in) 360°クランクのパラレルツインエンジンを搭載したボンネビル790を15年ぶりの新しいボンネビルとして公開した[3]。ジョン・モケットとデヴィッド・ストライドがデザインを担当したT100ボンネビルは、当初は790ccエンジンでスタートし、2004年にスラクストンを、2007年以降は全てのバリエーションを865ccに拡大した。

T100という型番は、1959年から1970年代なかばにかけてトライアンフが製造したモデルに由来し[4]、トライアンフの「モダンクラッシク」シリーズの一部として販売されている。エンジンには電熱機能付きのツインキャブレターが装備されている。トライアンフは2007年に導入された排出ガス規制に対応するために、点火プラグの近くにエアインジェクションユニットを追加した[5]

2008年モデルでは、T100は(ボンネビルベースの全モデルと同様に)新しいEuro 3排出ガス規制英語版に対応するために燃料噴射装置が搭載された。燃料噴射システムは、キャブレター式エンジンよりも排気ガスをクリーンにするだけではなく、冷間時の始動を容易にした。レトロな外観を維持するために、燃料噴射装置はキャブレターを模したスロットルボディの裏に隠されている[6]

水冷のトライアンフ・ボンネビルT100ブラック(2017年)

2017年には、排気量の900ccへの拡大、水冷システムやトラクションコントロールの追加、360°クランクから270°クランクへの変更などの多くのアップデートがT100シリーズに加えられた[7]

トライアンフ100thアニバーサリー・リミテッドエディション

2002年はトライアンフ・モーターサイクルの100周年であり(1902年にトライアンフが設立された)、この特別なイベントに向けてトライアンフはルシファー・オレンジとシルバーの塗装の100周年記念のボンネビルT100を限定生産することを計画した。しかしながら、2002年3月15日に記念式典の準備をしていた最中に主力工場が火災で失われ、ほとんどの生産能力を喪失した。数台の100周年T100が2002年3月の火災の前に製造されており、非常に希少なものとなった。火災のダメージから回復した工場で生産が再開されたのは2002年9月以降(2003年モデルの生産年に入ってから)だったので、残りの100周年T100は実質的に2003年モデルとして製造された。2002年モデルと2003年モデルとしての生産数を合わせても、初年度のモダンT100はわずかな台数しか製造されなかった。正確な台数は公表されていないが、工場は合計500台の限定生産を宣伝していた。

ポール・スミス・シグネチャーシリーズ

2006年、ファッションデザイナーのポール・スミスが自らシグネチャーシリーズをデザインした。9台のトライアンフ・ボンネビルT100が、特別な塗装でカスタマイズされ、ポール・スミスのデザイナーショップで展示およびプロモーション用に使用された。これらはポール・スミスのショップでのみ販売されたが、オリジナルデザインのうち「マルチユニオン」と「リブ・ファスト」の2種類は、それぞれ50台ずつ限定生産された。各バイクには個別のシリアルナンバーが付けられ、ポール・スミスとジョン・ブロア英語版の署名入りの証明書が添付された[8]

トライアンフは・ボンネビルSE

2008年7月のトライアンフ・ディーラーカンファレンスで発表された「SE」(スペシャルエディションの略)は[9]、一体化したスピードメーターとタコメーター、ブラックエンジンに特別なポリッシュ仕上げのアルミカバー、クローム仕上げのトライアンフタンクバッジ、キャストホイール、斜めに持ち上がったサイレンサー、短縮されたマッドガード、そして低く狭いシートを特徴としている[10]。2009年モデルのSEは、マグネシウムホイールと電子点火装置を搭載した最初のトライアンフである1979年モデルのT140Dスペシャルエディションをモチーフにしている[11]

トライアンフ・ボンネビル50thアニバーサリースペシャル

2009年、ボンネビルの50周年記念モデルが発売され、売り上げの15%を占めるイギリスでわずか120台、27%を占めるアメリカでもわずかに200台未満が売り出された。ちょうど650台の限定生産となるこのトライアンフ・T100ボンネビルは、1959年を彷彿とさせるメリデンブルーとルシファーオレンジのツートンカラーに手描きのピンストライプが施され、ハンドルクランプにはそれぞれにシリアルナンバーが刻印された真鍮のプレートが取り付けられ、ジョン・ブロア英語版の署名入り証明書が付属していた[12][13]

関連項目 See also

脚注

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI