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ドゥダ (楽器)

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ドゥーダ
Дуда (Ужгород).jpg
ザカルパッチャ州の博物館に展示されるドゥーダ(コザ)
基本情報
分類 木管楽器、エアロフォン
Hornbostel-Sachs 422.112(袋付きリード楽器)
関連楽器 バグパイプ、アイルランドのバグパイプ、スコットランドのバグパイプ、ビズ、シュヴィル、トゥルム、トゥルプ・ズルナ

ドゥーダ(ウクライナ語: Дуда́)、またはガイダ(ウクライナ語: Ґа́йда)は、ウクライナおよびカルパチア・バルカン地域で使用される伝統的な木管楽器で、バグパイプの一種である。コザ、コズィツャ、バラン、ミフ、ドゥトカなどの別名があり、羊、山羊、または子牛の皮で作られた袋(ミフ)に、空気を送り込む管(シサク)、低音を出す管、旋律を演奏するためのソピルカに似た管が取り付けられている[1]。動物の皮を剥ぎ、毛を内側にして袋を作り、そこに音を出すための管を挿入する構造を持つ[2]。

ドゥーダはウクライナをはじめ、ブルガリア、北マケドニア、セルビア、クロアチア、アルバニア、スロバキアなどで知られ、特に「ガイダ」の名称で広く親しまれている。ウクライナでは、袋の素材となる動物(山羊や羊)に由来する「コザ」や「バラン」などの呼称も一般的である[2]。この楽器は、ウクライナ西部での叙事詩の伴奏、ザポロージェ・シーチの軍楽隊、フツルの祭りなどで演奏され、房や金属の装飾で彩られることが多い[2]。

ウクライナの民謡にはドゥーダに関する記述が見られ、例えば以下の歌詞がある:

おじいさん、ドゥーダ奏者よ、
村を歩きながら、
ドゥーダを演奏していたね。
今はもうあなたはいない、
あなたのドゥーダはさまよう、
その笛は残され、
誰とも知れぬ手に渡った[3]。

レペル型ベラルーシの伝統的なドゥーダ(2009年)

ベラルーシのドゥーダは、ベラルーシで古くから使用された伝統的で古風な木管楽器であり、20世紀初頭まで広く普及していた。現在はリトアニアやロシアの博物館に保存されており、ベラルーシ国内ではレペル地方博物館とフロドナ考古学博物館に現存する[4]。

ベラルーシのドゥーダには2つのタイプがある:

  • レペル型:円筒形の木製胴体(楓、林檎、桜など)で、6〜8つの指穴があり、指のための窪みが彫られている。胴体は金属棒で焼いて成形され、葦製のピース(リード)が上部に取り付けられる。内部の管の直径は6〜8cmで一定。袋は子牛や山羊の皮で作られ、独特の角形のロート(拡声部)が特徴で、他地域では見られない[4][5]。
  • フロドナ型:袋は医療用酸素バッグを革で覆った菱形のもので、木製部品より後に作られたとされる[5]。

関連項目

脚注

参考文献

外部リンク

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