ドッケリーファーム
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概要
別名は、ドッケリープランテーション(Dockery Plantation)という。
またドッケリー(Dockery)そのものは、ウィル・ドッケリー(Will Dockery/1865年 - 1936年)という農場主の名前にちなんだもの。
今でも広大な平地に綿花畑が広がるミシシッピ・デルタは、デルタ・ブルース(The Delta Blues)発祥の地でもあり、この一帯への玄関口ともなるテネシー州メンフィス(State of Tennessee Memphis)もまたブルースの発祥地として、同時にキング・オブ・ロックンロールとして知られるエルヴィス・プレスリー(Elvis Aaron Presley/1935〜1977年)の故郷でもあることからロックンロール(Rock'n Roll)出生の地として有名。
歴史
発展
農場独自の通貨が流通していたドッケリーファームには、学校や教会、郵便局、雑貨店などもあり、生活しやすいその環境から労働者のほとんどは農場内の宿舎に下宿。農場主が彼等の旅行といった出入りや余暇の過ごし方に好意的であったため、労働者の間では次第に音楽を演奏し楽しむ事が一般的となり、それがデルタ・ブルース発祥の地と言われる由縁でもある。
関連人物
ドッケリーファームでは、代表曲に「Big Road Blues」を持つトミー・ジョンソン(Tommy Jphnson/1896年 - 1956年頃)も一時働いており、他「デルタ・ブルースの父」と呼ばれるサン・ハウス(Son House/1902年 - 1988年)や「デルタ・ブルースのキング」と呼ばれるロバート・ジョンソン(Robert Johnson/1902年 - 1938年)に大きな影響を与えたとされる「デルタ・ブルースの創始者」チャーリー・パットン(Charly Patton/1891年 - 1934年)が1897年に、家族とともに農場へ移住している。
ちなみにチャーリー・パットンに関する資料は非常に少なく、生誕説については1881年と1887年の2通りが、また持病の心臓病で亡くなったとされるが落雷や伝染病、毒殺に刺殺とさまざまな死亡説があり多くの謎に包まれている。
その後
1936年、ドッケリーファームはジョー・ライス・ドッケリー(Joe Rice Dockery/1906年 - 1982年)に相続。農作業の機械化やより大きな都市部での雇用の拡大など、時代の流れとともに労働力も徐々に消えていったが、今でもドッケリーファームの商業的な役割を担った当時の建物が歴史的建造物として残されている。