ナエマ (バラ)

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ナエマ

ナエマは、バラ園芸品種の1つ。1998年フランスで、デルバールによって作出された[1][注 1]

ラージ・フラワード・クライマー系の返り咲きまたは四季咲き・直立性のモダンローズ[1][2][注 2]。栽培するうえでは、四季咲きのシュラブと同じ管理をした方がよい[3]。交配種は、Grand Siécle×イングリッシュ・ヘリテージ[1]。樹高が2.5mになる大型のシュラブである[1][2][4]。ややサーモンピンクを含む明るいピンク色の花をカップ咲きで咲かせる[1][2][4]。特に秋の花はカップが深くなる[3]。花径が9-14cmの中大輪種[2][4][3]。花付きはとても良い[1]。花は房咲きになる[3]。花もちもよいが、花弁は雨で傷むことがある[1][5]。春から夏まではよく咲くが、秋の花数は少ない[1]。花の香りは強香、香りの質は濃厚なダマスク系またはフルーツ香[1][4]。香りの強さと香りのよさが特徴として挙げられている[1][2][4]。樹勢は強い[1]。耐病性が高く、減農薬栽培も可能である[1]。ただし、肥料を多くするとうどん粉病にかかりやすくなるので注意が必要[4]。無農薬栽培では、うどん粉病は出にくい方だが黒星病は発生しがちである[6]。夏に暑くなると葉が丸まるが、ナエマに特有の性質であり病気ではない[1][4]。枝はまっすぐに伸び、長さが2m-3mくらいにまでなる[3]。花茎が長く、花がその先に集中して咲きがちなのでアーチへの誘引には向かない[1]。せいぜい、オベリスクかフェンスへの誘引に限られる[1]。冬剪定で深く切り詰めれば、ブッシュ仕立てにもできる[1]。細い枝が多いと花付きが悪くなるので、細枝は強めに切り戻すか、元から剪定してしまい、鉛筆の太さ以上の太いシュートに栄養を回す方がよい[3]。株に力がついてくると、直径が1cm以上の太いシュートが発生するようになる[3]。太いシュートは冬に誘引してつる仕立てのつるとして利用できるが、細いシュートは誘引しても花付きはよくない[3]。流通名はゲラン香水から採られた[4]1997年イタリアモンツァで芳香賞を、2003年にはフランスのオルレアンで金賞、芳香賞、功労賞を受賞した[7]。日本国内では、2006年のぎふ国際ローズコンテスト銀賞、芳香賞を受賞した[2][注 3]

ビエ・ドゥー

枝変わりに、白い花を咲かせるマハネがある[3][9]。強い芳香や、樹勢の強さ・耐病性などの性質は変わらない[3]。ただ、マハネの方がナエマよりもフルーツ香が強いという[10]。また、ナエマを親とする交配種にビエ・ドゥーがある[1]

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