ナタンズ
イランの都市
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ナタンズ(ペルシア語: نطنز、Natanz/Naţanz[1])はイラン・エスファハーン州ナタンズ郡の郡都。カーシャーンの南東70kmに在る。2006年の国勢調査では人口12,060人・3,411世帯[2]。
ナタンズはザグロス山脈に含まれるケルケス(キャルキャス)山地の北側に建ち、町の南西には標高3,895mのキャルキャス山(Kuh-e Karkas)がそびえる[3]。テヘランとエスファハーンを結ぶ高速道路のルートからは外れており、カーシャーンとヤズドを結ぶ幹線道路から19km奥まった地点に位置する[3]。
イランがイスラーム化される前から、ナタンズはイラン高原中央部の交通の要地となっていた[3]。ナタンズに存在する霊廟はスーフィーのアブド・サマド・イスファハーニーの墓として知られている[4]。霊廟はアブド・サマドの弟子であるイルハン朝のワズィール(宰相)ザイヌルディーンによって建立されたものである。1304年から現在に至るまで複数回行われた増築・修復によって、霊廟にはハーンカーやムカルナスといった設備が増築されていった。また、ナタンズにはセルジューク朝時代の遺構も多く残る[3]。
人口統計
人口
2006年の国勢調査時点で、ナタンズの人口は3,411世帯、12,060人であった。続く2011年の国勢調査では、3,829世帯、12,281人であった。2016年の国勢調査では、ナタンズの人口は4,564世帯、14,122人である。
ナタンズ核施設
ナタンズ原子力施設は、イランの核開発計画の一環である。ナタンズの町から北北西約33km(北緯33度43分 東経51度43分)、主要高速道路の近くに位置し、イランのウラン濃縮の中心施設として広く知られている。[5]