ナミダタケ

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ナミダタケ(涙茸、涙菌[1]Serpula lacrymans[1][2][3])は、担子菌門ヒダナシタケ目イドタケ科に属する菌類[1]。世界中の温帯地域で木材に深刻な被害を引き起こしている種で、Serpula lacrymansは乾燥腐朽菌(乾腐病菌)とも称される[4]。シワタケ科に分類されていたこともあり、Merulius lacrymansの名でも知られている[1]

菌糸は通常は白色[1]。糸状の菌糸が木材から栄養をとりながら生長し、繁殖器官の子実体(キノコ)を形成する[5]

子実体は基物の表面に沿って広がる背着生である[1][5]。子実体の縁辺部が反転する場合やブラケット型の子実体を形成することもある[1]。子実体の中心部は黄金色、縁辺部は白色で繊毛状である[1]

一般の腐朽菌は、大体木材中の含水率が30-90%あれば良いとされるが、ナミダタケの場合は20-25%のものでも生育する[1]。主に木材中のセルロースヘミセルロースを分解消費するが、リグニンはほとんど分解できない[1]。セルロース腐朽菌であり、木材を酵素的に分解して最終的に水を作りながら自分に適した腐朽条件を整えるが、水分量が過剰なときは菌糸の先端に水滴を溜めることからナミダタケの名がある[1]。養分は木材に限らず、ダンボール綿などから取ることもある[1]

分布

被害

出典

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