ニュージーランドミナミアユ

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ニュージーランドミナミアユ
1889年にホキティカ川で捕獲された個体のスケッチ
保全状況評価[1]
EXTINCT
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 EX.svg
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分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: キュウリウオ目 Osmeriformes
: ミナミキュウリウオ科 Retropinnidae
: Prototroctes
: ニュージーランドミナミアユ
P. oxyrhynchus
学名
Prototroctes oxyrhynchus
(Günther, 1870)

ニュージーランドミナミアユ: New Zealand grayling、学名:Prototroctes oxyrhynchus)はミナミキュウリウオ科に属する絶滅した魚類の一種。ニュージーランドに生息していた。外見は北半球マスアユに似ていた。

最大で22cm程度[2]両側回遊性で、おそらく繁殖のために晩夏に川を遡上し、秋から冬を川で過ごし春に降海する、という生活環を持っていた。孵化した稚魚は川を下り、性成熟するまでは海で過ごした[1]

1860年代にはニュージーランド各地に豊富に生息していたが、1870年代にはすでに減少の懸念が持たれ、いくつかの水系から消滅したという報告が得られている。その後も減少は続き、1904年にホテルに展示されるほど珍しい存在になっていた[3]。1920年代に捕獲され、大英博物館に送られた個体を最後に姿を消した[1]。なお、ニュージーランドミナミアユの保護法が制定されたのは1952年のことであった[3]

マオリの漁業において本種は重要種であった。卵も利用された。絶滅の原因として、移入されたサケ科魚類との競合、森林伐採による川の日照増加で引き起こされた水温上昇、移民による乱獲などがあげられる[1]

近縁のオーストラリアミナミアユ英語版: Australian grayling、学名:Prototroctes maraena)はオーストラリア南東部とタスマニア島に現生するが、危急種である。

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