ヌファリジン

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ヌファリジン: Nupharidine)は、キノリジジン骨格を持った有機化合物の1種である。ヌファリジンは天然に産するアルカロイドの1種であり、塩基性を示す。

概要 物質名, 識別情報 ...
ヌファリジン
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChEMBL
日化辞番号
  • J12.023E
CompTox Dashboard (EPA)
性質
C15H23NO2
モル質量 249.354 g·mol−1
外観 無色の固体
融点 221 °C (decomp.)
関連する物質
関連物質 ヌファラミン
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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構造

ヌファリジンは分子式C15H23NO2であり[1][2][3]、分子量は約249である[1]。 キノリジジン骨格を有し、その窒素はN-オキシド化されアミンオキシドとなっている。加えて、ヌファリジン分子中にはフラン環も存在しており、分子中のもう1つの酸素原子はここに位置している。ヌファリジンは分子中に複数のキラル中心を持っており、その溶液は光学活性を持つ[1]

性質

ヌファリジンは常温・常圧では無色の固体である。N-オキシド化された部分が極性を持っているなどの理由で、極性溶媒である水やメタノールやエタノールには溶解しやすい[1]。 この他、クロロホルムにも溶けやすく、また、アセトンやベンゼンにも多少ならば溶解する[1]。 一般にアルカロイドはヒトが口にすると苦味を感ずる。ヌファリジンの水溶液をヒトが口にした場合も、その濃度が充分であれば、苦味を感ずることが知られている[1]。 この他の性質として、ヌファリジンを加熱すると、220 °Cから221 °Cで分解する[1]。 他のアルカロイドと同様にヌファリジンもドラーゲンドルフ試薬に反応する。

所在

アルカロイドであるヌファリジンは、スイレン科コウホネ根茎に含有されていることが知られている[1]

出典

主な参考文献

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