ノア・カリナ
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2006年の後半に"everyday (Noah Takes a Picture of Himself Everyday for 6 Years)"と題したヴィデオをインターネット上で公開するや評判を呼び、有名になった[1]。
カリナは2000年の1月11日から、自分自身の写真を毎日一枚ずつ撮ってきた[2]。彼が19歳のときだった。ヴィデオでは2006年7月31日まで撮られた全ての写真を、時系列に沿ってすばやく連続して見せていく。背景に流れるのは音楽家カーリー・コマンドが演奏する自作のピアノ曲だ。初めからしまいまで切れ目なく続く画面では、完璧な無表情を通すカリナの顔が、一貫して中央に捉えられている。このヴィデオは最初少しの間、ヴィデオ共有サーヴィスのVimeoにアップロードされ、何ということもない反応を受けてしまった後、2006年8月27日にYouTubeにも投稿しなおされた。
"everyday"はケーブルTV局VH1の番組『ウェブ・ジャンク・20』のシーズン3の一編に採り上げられた。また2007年から、タイム・ワーナー傘下のインターネット・サービス・プロバイダであるロードランナー社のTVコマーシャルに使われている。加えて、"everyday"はニューヨーク・タイムズ紙でキース・シュナイダーによる2007年3月18日の記事にも採り上げられた。この記事ではエリゼ写真美術館〔所在地:スイスのローザンヌ〕のディレクター、 ウィリアム・A・ユーイングの言葉が引用されている[3]。「ノアのヴィデオは普段知覚できるもの以上の現象世界を我々に差し出すが、彼自身が製作のために行ったこと自体はささやかなものだった。しかしどれほど多くの人々が、この作品の僅かな時間に心動かすことか。」『顔:新しい肖像写真』(テムズ&ハドソン社刊)の著者でもあるユーイングは続ける。「写真の歴史上、この作品に匹敵するものはない。」
2006年12月、カリナは、自身の隣に著名人たちを配して撮り上げた21葉の組写真をフリッカー(Flickr)に投稿した。彼は撮影のために、パリス・ヒルトンやランス・ベース、デヴィッド・ハッセルホフ、ジェナ・ジェイムソン、ウィアード・アル・ヤンコビックなどに参加してもらっている。これはVH1がカリナに依頼したもので、この年の賞授与イベント『VH1・ビッグ・イン・シックス・アウォーズ』の舞台裏で撮らせたものだ[4]。式がテレビ放映された際には、これらの写真がコマーシャル挿入の直前と直後にお披露目された。
2007年5月までに、"everyday"はYouTubeで600万以上の閲覧を得て、最多閲覧から41番目という高位置につけている。多くのパロディ・ヴィデオが生み出され、肯定的、または否定的な見方からカリナの役柄を演じている。
