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ノコンギク

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ノコンギク
ノコンギク
分類
界 : 植物界 Plantae
門 : 被子植物門 Magnoliophyta
綱 : 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : キク亜綱 Asteridae
目 : キク目 Asterales
科 : キク科 Asteraceae
亜科 : キク亜科 Asteroideae
属 : シオン属 Aster
種 : ノコンギク
A. microcephalus var. ovatus
学名
Aster microcephalus (Miq.) Franch. et Sav. var. ovatus (Franch. et Sav.) Soejima et Mot.Ito (1998)[1]
シノニム
和名
ノコンギク(野紺菊)

ノコンギク(野紺菊[9]、学名: Aster microcephalus var. ovatus)は、野菊の1つでヨメナに非常に似ている。ただし種内の変異は大きく、同種とされるものにはかなり見かけの異なるものがある。 別名、ホソバコンギク[1]。

日本の北海道[10]・本州・四国・九州にかけて分布する[9]。

生育範囲は幅広く、人為環境からより自然な環境にまで出現する。道ばたや、日当たりのよい野原、原野にふつうに見かけられ、大小の集団をつくって群生する[9][11]。

なお、伊藤左千夫の小説『野菊の墓』の野菊がこれではないかとの説がある[12]。

特徴

地下茎が長く横に這い[9]、あちこちから枝を出すので、まとまった群落を作りやすい。地下茎の先端から新芽を出し、茎は立ち上がってよく枝を出し、高さは30 - 60センチメートル (cm) に達する[9]。根出葉は柄があって卵状長楕円形、茎葉は柄がなくて卵状楕円形から卵形で3本の脈があり[9]、縁には粗くて浅い鋸歯が出る。いずれも葉の両面ともに短い毛がありざらつく[9]。根出葉は花時にはなくなる。

花は8月から11月ごろまで咲く[9]。茎の先端の花序は散房状で、頭花は直径2.5 cmほど、周辺の舌状花は細長くて紫を帯びた白から薄紫、中央の管状花は黄色[9]。痩果は長さ1.5 - 3ミリメートル (mm) で先端には4 - 6 mmの冠毛が多数ある。

利用

古くから観賞用に栽培された。特にコンギク cv. Hortensis はこの種の栽培品で、より色鮮やかなものである。コマチギクは背が低く、花の数が多いもの。

また、ヨメナと同様にシュンギクに似た香りがあり、新芽を摘んで食べられる[9]。採取時期は4 - 5月、暖地で3月ごろが適期とされている[9]。若芽はさっと茹でて、おひたし、和え物、炒め物などにするほか、生で天ぷらにする[9]。花とつぼみも食用にでき、天ぷらにする[9]。

近似種

ヨメナの花序、花が散ったものを含む。

もっともよく似ているのはヨメナである。葉の形、花の色形まで非常によく似ている。ヨメナは時に野菊の代表とされ、辞典等では野菊をヨメナの別称とする例もあり[13]、はるかに知名度が高い。しかし実際には両者はよく似ている上に分布も重複しており、同じような環境によく見かけられるから、両者混同されてヨメナと呼ばれていることが多いと思われる。もっともはっきりした違いは、ヨメナの種(果実であるが)には冠毛がないことで、花期が終わった花序があれば一目でわかる。葉の両面に毛があることも、ほぼ無毛のヨメナとは異なるが、あまり目立たない。見分け方の詳細はヨメナの項も参照のこと。

他に同じ種内の亜種変種が多数あるが、以下に記す。

分類

出典

参考文献

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