ハイウィカム市長
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ハイウィカム市長(ハイウィカムしちょう、英語:Mayor of High Wycombe)とは、イギリス、イングランド中南部、バッキンガムシャー州にあるハイウィカム(High Wycombe)の市長である[1]。
市長は毎年、チャーター・トラスティの年次総会で選出される。ハイウィカムの市長は、町の選挙区から選ばれた議員であって、地区議会議員としての職務に加え、儀礼的な役割を担う[2]。毎年、チャーター・トラスティーの一人が同僚の推薦によって市長に指名される。
伝統
ハイウィカムで新市長の選出に関連して行われる伝統的慣習として1678年から続く、「トーリング・アウト(tolling out)」と「ウェイイング・イン(weighing-in)」がある[3][4]。
前者は、1835年地方自治体法で廃止されたが、その起源は1678年、ヘンリー・シェパード氏が酩酊し不品行を働いたと報告されたことにある。その不行跡を示すため、大鐘を鳴らすよう命じられた。 この古い慣習に従い、市長選挙の朝には旧市長が大鐘を鳴らされて送り出される(tolling out)[2]。
後者は、新しい市長が選出される度に、公衆の面前で前市長と議員らが体重を測定され、任期前と後で体重が増加したかを調べるものである。これはもともと、市長らの腐敗を調べるために行われていたもので、税金によって体重が増えたかが確認される[5][6]。
体重が計測されると、計測者によって体重が宣言され、適正な体重で私服を肥やしていなかった場合は「増えていない(And no more)」、体重が増えていた場合は、「増えている(And some more)」と叫ぶ[7]。増えていた場合はブーイングが、増えていなかった場合には歓声が市民から浴びせられる[8][9]。
昔は、トマトや腐った果物が投げつけられることもあった[8]。
この儀式は一度途切れたものの、1892年に復活し、第一次世界大戦による中断を挟んで、1917年に再復活した[2]。現在は、5月の第三土曜日に開催され、市のイベントと化している。