ハインツ・ヴァナー
From Wikipedia, the free encyclopedia
ヴァナーは、地理学、気候学、地質学、数学を、ベルンとグルノーブル(フランス)で、ブルーノ・メッサーリやマックス・シュウェップ (Max Schüepp) の下で学び、初期には総観気候学、中規模変動、山岳気候の研究に取り組んだ。スイス中部地域における霧や冷気の動学的研究を進めた後、1981年から1982年にかけてはフォートコリンズのコロラド州立大学の大気科学研究所で働き、地球大気開発計画 (GARP) の下で進められていた、国際山岳実験ALPEX (internationalen Gebirgsxperiments ALPEX) 運営の副代表を務めた。その後、彼は、山岳地域における気流や大気汚染(多くは光化学スモッグ)について取り組んだ。
1988年、ヴァナーは、ベルン大学の教授に任じられ、スイスの研究プロジェクト「POLLUMET (Air POLLUtion and METeorology)」の共同代表となった。1990年代初めからは、おもに古気候学に取り組み、2001年から2007年までスイスの国立気候研究センター (Nationalen Forschungsschwerpunkts Klima) の所長を務めた。ハンス・エシュガーやトマス・ストッカーと協力関係を築いたヴァナーは、2007年から2010年の引退まで、ベルン大学のエシュガー気候変動研究センターの初代代表となった。ヴァナーのおもな関心は、気候史と開発の関係に置かれている[1][2]。
