ハリントン・クーパー
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ハリントン・クーパー(Harrington Cooper)は、イギリス・ロンドンに本社を置く資産運用会社向けの第三者販売(委託販売)事業を行う企業[1][2]。2006年に設立され、創業以来資産運用会社の新市場進出や販路拡大を支援するクロスボーダーの販売コンサルティング業務を展開している。代表者(Managing Partner)はハリー・ディキンソン(Harry Dickinson)で、ロンドンのほかダブリンにも拠点を持つ[3]。欧州やアジア・ラテンアメリカなどグローバルに事業を展開し、2025年までに提携運用会社数は20社以上、累計100億ドル超の運用資産を誘致した。
選定した資産運用会社とパートナーシップを組み、そのファンドの機関投資家向け第三者販売(委託販売)を行っている。株式・債券・ヘッジファンド戦略など幅広い分野のファンドを取り扱い、プライベートバンク、ファミリーオフィス、保険会社など欧州を中心とした機関投資家ネットワークに販売する。一部の提携運用会社には資本参加を行うこともあり、新興のファンドマネジャーとの戦略的提携によって独自のファンド組成プラットフォームを構築している。
主要な提携先にはダブルライン・キャピタル(米国)やニッセイアセットマネジメント(日本)、Twelve Capital(スイス)など世界各地の運用会社が含まれる[3][4]。
日本市場にも進出しており、日本語版の公式サイトを開設して情報発信を行っている。2019年1月30日付で金融商品取引法に基づく投資助言・代理業(代理業のみ)の登録を完了し、一般社団法人日本投資顧問業協会(JIAA)に加盟している[5]。ロンドン本社に日本担当ディレクターを配置し、日本の年金基金など機関投資家との関係構築にも注力している。また、日本の資産運用会社と協業し、欧州向けの投資ファンドを共同で立ち上げた事例もある(ニッセイアセットマネジメントとの日本株式コンバーティブルバリュー戦略ファンドなど)。
沿革
- 2006年 - 英国ロンドンにてハリントン・クーパー設立。
- 2018年 - スイスの保険関連資産運用会社Twelve Capitalとの販売委託契約を締結し、同社のILS(保険連動証券)戦略ファンドの欧州市場展開を開始。
- 2019年 - 日本において金融商品取引業者(投資助言・代理業)の登録を取得。
- 2023年 - 日本のニッセイアセットマネジメントと提携し、同社の日本株式バリュー戦略ファンド(UCITSファンド)を欧州投資家向けに組成[4]。
- 2025年 - スイス・ジュネーブのヴィガマ・キャピタル(Vigama Capital)とパートナーシップを締結し、欧州株式ロング・ショート戦略の新ファンド「HC Vigama Alpha」を自社UCITSプラットフォーム上で立ち上げ。また同年、ロスチャイルド出身のギル・プラトーをマネージング・ディレクター(スイス担当)に招聘し、スイスおよび欧州大陸での営業を強化。