Wikiwand AI

ハワイガン

From Wikipedia, the free encyclopedia

ハワイガン(ハワイ雁、Branta sandvicensis、ハワイ語: Nene、ネネ)は、鳥綱カモ目カモ科コクガン属に分類される鳥類。

概要 ハワイガン, 分類 ...
ハワイガン
ハワイガン
ハワイガン Branta sandvicensis
保全状況評価[1][2]
NEAR THREATENED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 NT.svg
Status iucn3.1 NT.svg
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
界 : 動物界 Animalia
門 : 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱 : 鳥綱 Aves
目 : カモ目 Anseriformes
科 : カモ科 Anatidae
属 : コクガン属 Branta
種 : ハワイガン B. sandvicensis
学名
Branta sandvicensis (Vigors, 1833)
和名
ハワイガン
英名
Hawaiian goose
Nene
閉じる
Branta sandvicensis

分布

形態

全長56-71センチメートル[3]。翼長オス27.2-37.8センチメートル、メス35-36.8センチメートル[4]。頭部の羽衣は黒く、頬は褐色[3]。頸部の羽衣は褐色で、黒い縞が入る[3][4]。上面の羽衣は暗褐色で、羽毛の外縁(羽縁)が淡色[3]。下面の羽衣は灰褐色で、黒い斑紋が入る[3]。腰や尾羽は黒く、尾羽基部の背面を被う羽毛(上尾筒)は白い[3]。

嘴は黒い[3]。虹彩は暗褐色[3]。後肢の皮膚は分厚く、これにより足場の悪い溶岩地帯を歩行することに適している[5]。趾の間には水かきはあまり発達していない[4]。後肢は黒い[3]。

生態

溶岩のある高地草原に生息する[4]。

食性は植物食で、草(スゲなど)、液果などを食べる[3]。

繁殖形態は卵生。地面の窪みに巣を作る[3]。3-5個の卵を産む[4]。抱卵期間は29日[4]。

人間との関係

ハワイ州の州鳥に指定されている[5]。生息地では食用とされることもあった[4]。

食用の乱獲、人為的に移入されたイヌ、ブタ、ネズミによる被害などにより生息数は激減した[4]。1960年に国際鳥類保護会議で国際保護鳥に指定された[4]。1960年から人口孵化させた個体を国立公園などに再導入する試み(1960-1973年にハワイ島に804羽、マウイ島に391羽を放鳥[4]。1990年までに計2,100羽を放鳥[3])が進められている[3][4]。18-19世紀における生息数は25,000羽[4]、1951年における生息数は30羽、1999年における生息数は925羽と推定されている[3]。

1823年にはヨーロッパで飼育されるようになり飼育下繁殖も成功していたが、その血統は1900年までにほぼ絶えたとされる[4]。生息数が減少した後は1949年にハワイで、1952年にイギリスで飼育下繁殖に成功した[4]。1953年における飼育個体数は35羽(イギリス16羽、ハワイ19羽)、1977年における飼育個体数は585羽以上(飼育施設数82)[4]。

参考文献

関連項目

Related Articles

Timelines

Top Qs

Fact Checks