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ハワイ・ニュース・ナウ

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ハワイ・ニュース・ナウHawaii News Now)』(略称:HNN)は、アメリカハワイ州ホノルルにある3つのテレビ局CBS加盟局KGMB(チャンネル5)、NBC加盟局KHNL(チャンネル13)、テレムンド加盟局KFVE(チャンネル6))が共同で運営するニュース部門。ニュース番組は、これらKGMB、KHNL、KFVEを所有するグレイ・メディアによって制作されている。また、KBFD英語版とも提携関係にあり、KBFDの23:00の韓国語ニュース番組では、KGMBが現地取材した録画リポートが韓国語字幕付きで使用されている。さらに、ラジオ局KHKA英語版とも提携している。

言語
  • 英語
  • スペイン語
  • 日本語
設立 2009年10月26日 (2009-10-26)
概要 URL, 言語 ...
ハワイ・ニュース・ナウ
Hawaii News Now
URL hawaiinewsnow.com
言語
  • 英語
  • スペイン語
  • 日本語
タイプ ニュースウェブサイト
設立 2009年10月26日 (2009-10-26)
本社所在地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ハワイ州ホノルル
運営者 グレイ・メディア
設立者
営利性
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背景

KGMBのニュース部門は、1952年の開局直後に開始され、最初の25年間の大半においてホノルル市場で最も高い視聴率を誇るニュース番組を持っていた。1978年にスポーツディレクターのジョー・ムーア英語版KHON-TV(チャンネル2)に移籍すると、首位はKHONに奪われ、その後の約30年間、KGMBのニュース番組は視聴率で2位または3位に位置することが多くなった。KHNLは、1962年に独立局英語版KTRGとして開局して以来、断続的にニュース番組を放送していたが、1995年4月にFOX加盟局となった際、21:00のニュース番組の開始と共に、これまでで最も長く続くニュース部門を確立した(この番組は1996年1月までKFVEでも同時放送され、その後は同局専用となった)。さらにKHNLは、1995年の夏から秋にかけて17:00・18:00・22:00のニュース番組を追加し、1996年1月1日にNBCに加入した後には、平日朝のニュース番組も新設した。

3局がリソースを共有するに至った経緯は、2009年8月18日に、当時KGMBを所有していたMCGキャピタル・コーポレーション(MCG Capital Corporation)と、当時KHNLおよび(当時)KFVEを所有していたレイコム・メディア(Raycom Media)が、レイコムを主導パートナーとする業務提携契約を締結したと発表したことに始まる。統合された運営は、ホノルルのワイアカミロ通り(Waiakamilo Road)にあるKHNL/KFVEのスタジオを拠点とし、KGMBは長年拠点としていたカピオラニ・ブールバード(Kapiolani Boulevard)の施設を離れた。ニュース以外の番組は引き続き各局で維持される一方、ニュース部門は3局で一本化され、旧KGMBのキャスターやスタッフが中心となった。また、この再編ではチャンネルの入れ替えも行われ、KGMBのコールサイン、CBS所属、および番組編成はPSIP英語版チャンネル9(UHFデジタル23チャンネル)からチャンネル5(UHFデジタル22チャンネル)へ移行し、KFVEの知的資産(マイネットワークTV加盟を含む)はチャンネル5から9へ移された[1]

この入れ替えは、KFVEのコールサインがMCGキャピタルがKGMBのために保有していた放送免許に再割り当てされ、逆にKGMBのコールサインがレイコムがKFVEのために保有していた免許に再割り当てされる形で構成された。実質的には、レイコムがKGMBと引き換えにKFVEをMCGキャピタルへ譲渡したことになる。通常であれば、1つの企業がいわゆる「ビッグスリー」(主要3大ネットワーク加盟局)のうち2局を所有することはできない。これは、連邦通信委員会(FCC)の複占英語版(同一市場内での複数局所有)規制により、市場内で視聴率上位4局のうち2局を同一企業が所有することが禁止されているためである。しかし、FCCは知的資産(ブランドや番組など)ではなく、あくまで施設ID英語版の所有関係のみを認識する。このため、チャンネル5時代のKFVEの総視聴率はFCCの定める基準の対象外であり、もし設備IDまで含めて単純に交換していた場合には本来認められなかったKHNLとKGMBの複占も、この方式によって成立することになった[1]

新たに統合されたニュース番組は『Hawaii News Nowハワイ・ニュース・ナウ)』と題され、2009年10月26日に開始された。この日から、2局は平日の17:00および22:00のニュースを共同制作し、同時放送するようになり、KHNLは18:00のニュースを17:30に移動した。一方でKGMBは、平日18:00のニュースを引き続き単独で放送している。KGMBとKHNLがニュース番組を同時放送しないのは、平日の午前7時台(KHNLがNBCの『トゥデイ』を放送)、17:30(KGMBが『CBSイブニングニュース』を放送)、18:00(KHNLが『NBCナイトリーニュース』を放送)のみである。平日朝および週末の番組は両局で同時放送されるが、ネットワーク番組の編成上の都合により、いずれかの局で放送が差し替えられる場合がある。KFVEのローカルニュースの編成は変更されていない。2020年6月22日には、好評を博しているデジタルニュース番組『This is Now(ディス・イズ・ナウ)』を、平日の正午にKHNL-TVで放送開始した。同番組は、HNNのリポーター/アンカーであるアシュリー・ナガオカ(Ashley Nagaoka)と、受賞歴のあるHNNのプロデューサー/ディレクター、ジョナサン・ジャレッド・サウペ(Jonathan Jared Saupe)が担当している[2]

2011年には、「ホノルル・スター・アドバタイザー」紙が『ハワイ・ニュース・ナウ』と提携し、記事、調査報道、政治ニュースの調査、およびハワイの人々に影響を与える問題に関する世論調査を共同で行うようになった。

2020年5月には、CBSスポーツラジオ英語版加盟局であるKHKA英語版が『ハワイ・ニュース・ナウ』の番組の同時放送を開始した。これは、CBSニュースラジオ英語版の番組を追加し、ニュース・情報・スポーツを組み合わせたパートタイムのハイブリッド編成へ移行したことに伴うものである。

論争

3局による業務提携契約(SSA)の結果、2009年10月26日にKHNLのニュースルームがKGMBと統合され、両局がニュース番組の同時放送を開始した際、KHNLのオンエア出演者は4人を除いて全員が解雇された。また、朝のニュース番組『KHNL News 8 Today』に関わる技術スタッフも全員が解雇された[3]IBEW英語版(国際電気労働者友愛会)ローカル1260(Local 1260)との契約では、技術スタッフの年功序列(勤続年数に基づく優遇)が保証されていたが、経営側は「新しい機材の導入によってこれまでの年功は無効になる」と主張した。これは、当該技術者たちがその新機材を6ヶ月以上にわたって設置・運用してきたにもかかわらずの判断であった。新たに採用されたスタッフはその機材の操作経験がなく、訓練を受ける必要があった。一方で、解雇されたスタッフは20年から30年にわたり同局に勤務していたのに対し、僅か6ヶ月程度の勤務歴しかない者が雇用を維持することが認められた。

統合による合併、特にニュース番組全般については、地元のメディア監視団体から批判が寄せられた。これらの団体は、レイコムが3局を同時に運営することで市場を独占しようとしており、ニュース番組における編集の独立性や視聴者の選択肢を制限していると指摘した。このため、合併に反対する「メディア・カウンシル・ハワイ(Media Council Hawaii)」などの複数の団体が、この体制の解消を求めて連邦通信委員会(FCC)に請願を提出する事態となった[1]

レイコム・メディア社長のポール・マクティア(Paul McTear)は、このSSAを強く擁護し、「ハワイの視聴者に重要で価値あるローカル、国内、国際番組を提供する3つの放送局を維持することになる」と述べた[4]。しかし、2009年11月7日付の「ホノルル・スター=ブレティン英語版」紙の報道により、SSAをめぐる論争はさらに拡大した。同紙は、レイコムがMCGキャピタル・コーポレーションに対して2,200万ドルを支払う予定であること(証券取引委員会への提出書類による[5])を明らかにし、これは実質的にKGMBがMCGキャピタルからレイコムへ売却されることを意味していた。 なお、両社は8月のSSA発表時には金銭のやり取りについては一切触れておらず、「資産」の移転のみを説明していた[6]。これを受けて、FCCは、メディア・カウンシル・ハワイによる異議申し立てに対応し、SSAに関する詳細で黒塗りのない契約書の提出をレイコムに求めた[7]

主な現役出演者

現在のアンカー、リポーター、気象チーム:[8]

アンカー

  • ディロン・アンチェタ(Dillon Ancheta) - 『This Is Now』アンカー/プロデューサー
  • アナリサ・バーゴス(Annalisa Burgos) - 週末アンカー
  • マーク・カーペンター(Mark Carpenter) - アンカー/リポーター
  • グレース・リー(Grace Lee) - 『Sunrise』ニュースアンカー
  • ステファニー・ラム(Stephanie Lum) - ニュースアンカー
  • アシュリー・ナガオカ(Ashley Nagaoka) - アンカー/リポーター
  • マヘアラニ・リチャードソン(Mahealani Richardson) - ニュースアンカー
  • ケアヒ・タッカー(Keahi Tucker) - ニュースアンカー
  • スティーブ・ウエハラ(Steve Uyehara) - 『Sunrise』ニュースアンカー

リポーター

  • アリソン・ブレア(Allyson Blair) - リポーター
  • カイル・チネン(Kyle Chinen) - スポーツリポーター
  • チェルシー・デイビス(Chelsea Davis) - リポーター
  • ハワード・ダイカス(Howard Dicus) - ビジネスリポーター
  • エディ・ダウド(Eddie Dowd) - リポーター
  • リン・カワノ(Lynn Kawano) - 主任調査報道リポーター
  • ケイシー・ランド(Casey Lund) - 『Sunrise』リポーター
  • ジョラニー・マルティネス(Jolanie Martinez) - 『Sunrise』交通リポーター
  • ジョナサン・マサキ(Jonathan Masaki) - 交通リポーター
  • ジム・メンドーサ(Jim Mendoza) - リポーター
  • ビリー・V(Billy V.) - 『Sunrise』特集リポーター
  • ラケル・カノ(Raquel Cano) - リポーター

気象チーム

  • ドリュー・デイビス(Drew Davis) - 気象予報士
  • ベン・グティエレス(Ben Gutierrez) - 気象アンカー
  • ガイ・ハギ(Guy Hagi) - 気象アンカー
  • ジェニファー・ロビンズ(Jennifer Robbins) - 主任気象予報士

主な元出演者

  • オージー・T英語版 - 司会者
  • ダン・クック(Dan Cooke) - 気象予報士
  • ステイシー・ロー(Stacy Loe) - 司会者
  • タイゾー・ブレーデン(Taizo Braden) - 交通リポーター

日本向けのウィークリー番組の制作を開始

2020年新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大で、日本〜ハワイ間の渡航延期や中止を余儀なくされるなど、ハワイ経済に大打撃を受けた。そこで、現地の経済界及び⽇本ハワイ旅⾏業協会、ハワイ州観光局⽇本⽀局を中⼼として結成されたKizunAloha連合会、ハワイ州観光局、セントラルパシフィック財団、ハワイ州ビジネス経済開発観光局(Buy Hawaii, Give Aloha)と当番組とのパートナーシップの下、日本向けのウィークリー番組『ハワいいニュースNOW』を、同年8月28日から制作している。当番組スタジオからHI Now Japan番組ホストの松本裕太が新型コロナウイルスに関するハワイ州内の最新情報や現地のライフスタイル紹介、ハワイセレブからのメッセージなどを伝えるとしている[9]

関連項目

脚注

外部リンク

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