ハン・ゴンジュ 17歳の涙
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| ハン・ゴンジュ 17歳の涙 | |
|---|---|
| 한공주 | |
| 監督 | イ・スジン |
| 脚本 | イ・スジン |
| 製作 | イ・スジン |
| 音楽 | キム・テソン |
| 撮影 | ホン・ジェシク |
| 編集 | チェ・ヒョンスク |
| 配給 | ムービーコラージュ |
| 公開 | |
| 上映時間 | 113分 |
| 製作国 |
|
| 言語 | 韓国語 |
| ハン・ゴンジュ 17歳の涙 | |
|---|---|
| 各種表記 | |
| ハングル: | 한공주 |
| 発音: | ハンゴンジュ |
| 日本語読み: | はん・ごんじゅ じゅうななさいのなみだ |
| 英題: | Han Gong-ju |
『ハン・ゴンジュ 17歳の涙』(はん・ごんじゅ じゅうななさいのなみだ、原題:한공주)は、2013年に製作され、2014年に一般公開された韓国映画。2004年に密陽市で起こった女子中学生集団暴行事件を題材とする。イ・スジン監督の長編デビュー作品。ロッテルダム国際映画祭で最優秀作品賞にあたるタイガー・アワードを受賞した。
監督のイ・スジンは2006年に発表した短編『아들의 것』を通じて知り合った音楽監督のキム・テソンにシナリオを送ると、翌日キムは「いっしょにやりたい」とイ・スジンに電話した。キム・テソンは主人公のハン・ゴンジュが弾き語りをする曲として「Give me a smile」を書いた[2]。
主役のチョン・ウヒは集団性暴行事件の被害者という役柄を演じるため、難しい感情演技を求められるとともに、ギター、歌、水泳まで学ばなければならなかった。徹底した事前練習を行い、女性性を隠すため化粧をほとんどせずに撮影に臨んだ[3][2]。
ゴンジュの転校先のクラスメイトがアカペラで歌う曲はイタリアの古い楽曲「さらば恋人よ(Bella ciao)」。スウィングル・シンガーズのバージョン(1991年のアルバム『Around the World』に収録)を元にしている[4][5]。イ・スジン監督が偶然ラジオで聞き、いつか映画音楽で使いたかったという。アカペラに一度も触れたことのない俳優たちは週に1~2回ずつ音楽作業室で練習し、美しいハーモニーを完成させた[2]。
本作は仁川市映像委員会製作支援作に選ばれ、2012年に仁川広域市で撮影された[6]。
2013年11月29日から12月9日にかけて第13回マラケシュ国際映画祭が開催され、韓国からは本作が出品された。そして最優秀作品賞に当たるゴールデンスター賞を受賞した。審査委員長のマーティン・スコセッシは「ミザンセーヌ(演出)、イメージ、サウンド、編集、俳優たちの演技などあらゆる面で優れた作品」と絶賛した[3]。2014年1月29日には第43回ロッテルダム国際映画祭で上映され、最優秀作品賞に当たるタイガー・アワードを受賞した。
2014年4月17日、韓国で一般公開された。9日後のの4月28日に15万1366人の観客を集め、韓国独立映画劇映画部門で最短期間最多観客記録を打ち立てた[7]。
2015年1月3日から2月27日にかけてヒューマントラストシネマ渋谷にて劇場発信型映画祭「未体験ゾーンの映画たち」が開催[8]。本作も出品され、2月10日に日本で一般公開された[1]。
ストーリー
中学生の時に起きた集団暴行事件のため転校を余儀なくされた17歳の少女ハン・ゴンジュ(チョン・ウヒ)は、元担任の母の家に居候しながら新しい生活を始める。学校に馴染むこともできず、離れて暮らす両親からも冷たくあしらわれるゴンジュだったが、たまたまゴンジュの歌声を聴いた同級生らと次第に仲良くなる。新しい場所で次第に居場所を見つけて立ち直ろうとするゴンジュだったが、忌まわしい事件の影が彼女を再び傷つけていく。
キャスト
受賞とノミネート
| 賞 | 部門 | 対象 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 第51回百想芸術大賞 | 作品賞 | 『ハン・ゴンジュ 17歳の涙』 | ノミネート |
| 新人監督賞 | イ・スジン | ノミネート | |
| 脚本賞 | イ・スジン | ノミネート | |
| 新人女優賞 | チョン・ウヒ | 受賞 | |
| 第35回青龍映画賞 | 主演女優賞 | チョン・ウヒ | 受賞 |
| 新人監督賞 | イ・スジン | 受賞 | |
| 脚本賞 | イ・スジン | ノミネート | |
| 編集賞 | チェ・ヒョンスク | ノミネート | |
| 第34回韓国映画評論家協会賞 | 脚本賞 | イ・スジン | 受賞 |
| 主演女優賞 | チョン・ウヒ | 受賞 | |
| 第14回ディレクターズ・カット・アワーズ | 新人女優賞 | チョン・ウヒ | 受賞 |
| 独立映画監督賞 | イ・スジン | 受賞 | |
| 第51回大鐘賞 | 主演女優賞 | チョン・ウヒ | ノミネート |
| 新人監督賞 | イ・スジン | ノミネート | |
| 脚本賞 | イ・スジン | ノミネート | |
| 第6回今年の映画賞 | 作品賞 | 『ハン・ゴンジュ 17歳の涙』 | 受賞 |
| 主演女優賞 | チョン・ウヒ | 受賞 | |
| 発見賞 | チョン・ウヒ | 受賞 | |
| 第2回野の花映画賞 | 大賞 | 『ハン・ゴンジュ 17歳の涙』 | 受賞 |
| 劇映画監督賞 | イ・スジン | ノミネート | |
| 最優秀女優賞 | チョン・ウヒ | 受賞 | |
| 脚本賞 | イ・スジン | ノミネート | |
| 撮影賞 | ホン・ジェシク | ノミネート | |
| 新人監督賞 | イ・スジン | ノミネート | |
| 第15回今年の女性映画人賞[注 1] | 演技賞 | チョン・ウヒ | 受賞 |
| シネ21今年の映画・映画人[注 2] | 今年の映画賞 | 『ハン・ゴンジュ 17歳の涙』 | 3位 |
| 今年の女優賞 | チョン・ウヒ | 受賞 | |
| 今年の新人監督賞 | イ・スジン | 受賞 | |
| 今年の新人女優賞 | チョン・ウヒ | 受賞 | |
| 第43回ロッテルダム国際映画祭 | タイガー・アワード | 『ハン・ゴンジュ 17歳の涙』 | 受賞 |
| 第13回マラケシュ国際映画祭 | ゴールデンスター賞 | 『ハン・ゴンジュ 17歳の涙』 | 受賞 |
| 第18回ファンタジア国際映画祭 | 観客賞部門 アジア映画シルバー賞 | 『ハン・ゴンジュ 17歳の涙』 | 受賞 |