ハーヴェスト・ナウ、ディクリプト・レイター

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ハーヴェスト・ナウ、ディクリプト・レイター: Harvest now, decrypt later)は、その時点では暗号化されていて解読不能なデータを一旦収集保存しておき、将来的な解読復号化技術の発展を待つというサイバー攻撃の戦略である[1]。日本では「今収集し、後で解読[2]」などと訳される。 「Y2Q (Years to Quantum)」や「Qデイ」と呼ばれるような[3][4]量子コンピュータが発展したポスト量子暗号時代に懸念されるセキュリティ脅威である[5]。『store now, decrypt later[6]』や『retrospective decryption[7]』とも呼ばれ、略称としては「HNDL」が用いられる[1]

量子コンピュータの発展によって、暗号化されたデータが解読されてしまうことが念頭に置かれた問題ではあるが[8]、解読技術の進歩という点においては必ずしも量子コンピュータのみが脅威となるわけではない。

この戦略の存在により、実用的な量子攻撃が存在しない時点においても、保存されている一部のデータが数十年後にもセンシティブである可能性があるため、ポスト量子暗号の緊急導入の必要性について懸念が生じている[9][10][11]。2022年、米国連邦政府はこれらの脅威の緩和のために組織が量子暗号耐性アルゴリズムへの移行を開始するためのロードマップを提案した[11][12]

関連項目

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