バイオロック
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仕組み
電着技術をサンゴの増殖に応用したもの。鉄筋の構造物を陰極とし、近くに置いた陽極との間に直流低圧電流を流す。すると電気分解により海水中のカルシウムイオンやマグネシウムイオンが炭酸カルシウムなどとなり析出、コンクリート上の構造物が出現する[2]。
陽極には腐食に強いチタンなど耐久性電極が用いられ、析出物の組成は通電電流、電圧及び海水の組成、温度によって変動する。また炭酸カルシウムと水酸化マグネシウムの比率が50%程度の電着物はコンクリート以上の強度を持つ[2]。通電は陰極防食法の外部電源方式と同じ効果を持ち、海水中であっても鉄はほとんど腐食しない。
構造物が発する微弱な電界は、カキやタコなどの生物が吸い寄せ、移植されたサンゴは通常の3~5倍の速さで成長するようだが[3]理由はよくわかっておらず、また成長の促進に関する科学的データは乏しい[2]。