バイコンタ

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バイコンタ・ユニコンタの系統樹

バイコンタラテン語: Bikontaビコンタ(ギリシャ語 bi- '2' + kontos '鞭毛')、英語: Bikontバイコント)は、遊走細胞が2本鞭毛を持つことで特徴付けられる真核生物の大分類群である[1]。 全ての陸上植物および藻類と、多くの原生生物が含まれる。鞭毛の本数以外にも、ジヒドロ葉酸レダクターゼ(dihydrofolate reductase; DHFR)とチミジル酸シンターゼ(thymidylate synthase; TS)の遺伝子が融合している(DHFR-TS融合型)という共通の特徴を持つ[2]

これに対して、遊走細胞が1本鞭毛しか持たない生物群はユニコンタuni- '1')と呼ばれ、アメーボゾアオピストコンタ(後方鞭毛生物)が含まれる。例えば精子が1本鞭毛であるヒトはユニコンタである。また、バイコンタとアメーボゾアを併せてアンテロコンタ(Anterokonta; antero- '前方', 前方鞭毛生物)とし、オピストコンタと対比させる場合もある。ただし、バイコンタ、ユニコンタとも、退化により鞭毛を持たないものなど例外も多い。

バイコンタの下位分類にはアーケプラスチダ緑色植物紅色植物灰色植物)、ストラメノパイルアルベオラータハプト植物クリプト植物リザリアケルコゾア有孔虫放散虫)、エクスカバータなどがある[3]。 オピストコンタの下位分類には後生動物真菌などが含まれる。


脚注及び参考文献

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