バイ・バリク
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現在も残る遺跡
現在、バイ・バリクと思われる遺跡が、モンゴル国ボルガン県ホタグ・ウンドゥルの郊外、セレンゲ川から北へ2キロ余りのところにある。それは一辺が約235メートルの城壁で囲まれたほぼ正方形の遺跡であり、城壁のよく残っている部分を観察すると、版築工法で築かれていることがわかり、厚さ3~4メートル、高さが7メートルに達している。このすぐ南に城壁の残りは悪いが、1辺が140メートル前後の城址もあり、またすぐ南西にも一辺305~345メートルの城址があって、これら三城でひとまとまりをなしていたのかもしれない。「ソグド人と中国人を住まわせるために」という解釈が正しいとすれば、この城は彼らが従事する交易の拠点という役割を期待され、それゆえに「富んだ城」と命名されたのであろう。葛勒可汗はこのほかにもオルホン川流域の平原に宮殿を建てたらしい。[1]