バランタン・バシュロ
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2025年スイス・インドアでのバシュロ | ||||
| 基本情報 | ||||
| 国籍 |
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| 出身地 |
プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏 アルプ=マリティーム県ロクブリュヌ=カップ=マルタン | |||
| 生年月日 | 1998年11月16日(27歳) | |||
| 身長 | 193cm | |||
| 体重 | 83kg | |||
| 利き手 | 右 | |||
| バックハンド | 両手打ち | |||
| デビュー年 | 2022年 | |||
| 生涯獲得賞金 | 2,870,968 アメリカ合衆国ドル | |||
| ツアー経歴・シングルス | ||||
| ツアー通算 | 1勝 | |||
| 自己最高ランク | 17位(2026年4月13日) | |||
| 4大大会最高成績・シングルス | ||||
| 全豪オープン | 3回戦(2026) | |||
| 全仏オープン | 1回戦(2024) | |||
| ウィンブルドン | 予選1回戦(2025) | |||
| 全米オープン | 予選2回戦(2024) | |||
| ツアー経歴・ダブルス | ||||
| ツアー通算 | 0勝 | |||
| 自己最高ランク | 129位(2026年3月16日) | |||
| 4大大会最高成績・ダブルス | ||||
| 全豪オープン | 1回戦(2026) | |||
| 国別対抗戦最高成績 | ||||
| デビス杯 | グループステージ2(2022–2025) | |||
| 2026年4月11日現在 | ||||
バランタン・バシュロ(Valentin Vacherot, 1998年11月16日 - )は、モナコの男子プロテニス選手。ATPランキング自己最高位はシングルス17位、ダブルス129位。これまでにATPツアーでシングルス1勝を挙げている。身長193cm、体重83kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。
生い立ち
フランスのロクブリュヌ=カップ=マルタンで生まれ、テニス選手を志すまでスキーをしていた。
2021年 フューチャーズ初優勝
7月のITFチュニジアF27フューチャーズでは決勝でオムナイ・クマールを6-4, 6-4のストレートで破り、ITF男子サーキット初優勝を果たした。年間最終ランキングは574位。
2022年 チャレンジャー初優勝
8月の2022年ノンタブリー・チャレンジャーでは決勝でリー・ホアン・ナムを6-3, 7-6(4)のストレートで破り、ATPチャレンジャーツアー初優勝を果たした。年間最終ランキングは290位。
2023年 マスターズ本戦初出場
モンテカルロ・マスターズではワイルドカードにより、ATPマスターズ1000本戦初出場を果たしたが、1回戦でルカ・ナルディに5-7, 5-7のストレートで初戦敗退。年間最終ランキングは280位。
2024年 グランドスラム初出場
1月の2024年ノンタブリー・チャレンジャーと2024年ノンタブリー・チャレンジャーⅡでは2週連続チャレンジャー優勝を果たし、2月の2024年プネー・チャレンジャーでは決勝でアダム・ウォルトンを3-6, 7-6(5), 7-6(5)の逆転で破り、チャレンジャー4勝目を挙げた。5月の全仏オープンでは予選3試合を突破して、グランドスラム本戦初出場を果たした。1回戦ではアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナに6-4, 2-6, 2-6, 6-7(2)の逆転で敗れ、初戦敗退。年間最終ランキングは140位。
2025年 マスターズ初優勝

予選を勝ち抜き出場した上海マスターズでは1回戦でラスロ・ジェレ、2回戦で第14シードのアレクサンダー・ブブリクに勝利[1]。3回戦で第20シードのトマーシュ・マハーチに勝利し、モナコ人選手では史上2人目となるマスターズ4回戦進出となった。4回戦で第27シードのタロン・フリークスポールに勝利し、マスターズ史上最も低い順位でベスト8に進出[2]。準々決勝で第11シードのホルガ・ルーネ、準決勝で第5シードのノバク・ジョコビッチに勝利し、決勝に進出[3]。決勝では従兄弟のアーサー・リンダークネッシュに4-6,6-3,6-3で勝利し優勝。ランキングを204位から39位まで上昇させた。年間最終ランキングは31位。
2026年 マスターズダブルス準優勝
1月、全豪オープンでは第30シードとして本戦初出場。1回戦ではマーティン・ダム・ジュニアを6-4, 6-4, 6-4のストレートで下して、四大大会初勝利を挙げた。そのまま3回戦まで進出して、第8シードのベン・シェルトンに4-6, 4-6, 6-7(5)のストレートで敗れたものの、モナコ人としてグランドスラム初の3回戦進出を記録した。
2月9日、世界ランキング25位を更新して、トップ25入りを果たした。
3月、BNPパリバ・オープンダブルスではアーサー・リンダークネッシュと従兄弟ペアを結成し、準決勝でアンドレ・ヨランソン/ユキ・バンブリ組を7-5, 6-7(3), 10-5の熱戦で破り、ペアとしてはツアー初の決勝進出を果たした[4]。決勝ではマニュエル・ギナール/ギド・アンドレオッシ組に6-7(3), 3–6のストレートで敗れ、マスターズダブルス準優勝を飾った。大会後にはダブルスで世界ランキング129位を更新した。
4月、モナコ国籍を持つバシュロにとって地元での大舞台となるモンテカルロ・マスターズでは予選勝者であるフアン・マヌエル・セルンドロを5-7, 6-2, 6-1の逆転で破り、2年連続2度目の初戦突破を果たした[5]。さらに3回戦ではホベルト・ホルカシュを6-7(4), 6-3, 6-4の逆転で破り、モナコ国籍選手として大会初のベスト8進出を果たした[6]。準々決勝では第5シードのアレックス・デミノーを6-4, 3-6, 6-3で破り、ベスト4進出。準決勝では第1シードのカルロス・アルカラスに4-6, 4-6のストレートで敗退。モナコ人選手初の同大会決勝進出とはならなかったが試合後には「素晴らしい経験だった」と1週間を振り返った[7]。
人物
2025年10月の上海マスターズではATPツアーが創設された1990年以降、史上最も低い世界ランキングのATPマスターズ1000優勝者となり、同年12月10日には「ブレークスルー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。この受賞について「これまでの努力が10月の上海とパリで実を結び、自己最高ランキングを獲得した。この賞を受賞できたことを本当に嬉しく思っている」とコメントした[8]。
プレースタイル
「大きな可能性と印象的なサーブを持っている。そのサーブはいとこのアーサー・リンダークネッシュを彷彿とさせる」とノバク・ジョコビッチがバシュロのプレースタイルについて解説したことがある[9]。
成績
大会最高成績
| 大会 | 成績 | 年 |
|---|---|---|
| ATPファイナルズ | A | 出場なし |
| BNPパリバ・オープン | 3R | 2026 |
| マイアミ・オープン | 4R | 2026 |
| モンテカルロ・マスターズ | SF | 2026 |
| マドリード・オープン | Q2 | 2024 |
| イタリア国際 | Q1 | 2024 |
| ナショナル・バンク・オープン | A | 出場なし |
| シンシナティ・オープン | A | 出場なし |
| 上海マスターズ | W | 2025 |
| パリ・マスターズ | QF | 2025 |
| オリンピック | A | 出場なし |
| デビスカップ | G2 | 2022–2025 |
ATPツアー決勝
シングルス:1回(優勝1回)
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| 結果 | 通算 | 決勝日 | 大会 | サーフェス | 対戦相手 | スコア |
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| 優勝 | 1–0 | 2025年10月12日 | ハード | 4–6, 6–3, 6–3 |
ダブルス:1回(準優勝1回)
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| 結果 | 通算 | 決勝日 | 大会 | サーフェス | パートナー | 対戦相手 | スコア |
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| 準優勝 | 0–1 | 2026年3月15日 | ハード | 6–73–7, 3–6 |