バンバー
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設計

歩兵が運搬・射撃することを想定した短射程の対戦車ミサイルで、設計はフランス製のERYXに似ている[3]。発射筒兼用の運搬容器に格納されたミサイルと、照準装置、三脚架、夜間・悪天候時に追加で取り付けるサーマル照準器で構成されており、システム一式は背負い紐付きのコンテナケースに収納されている[2][4]。運用は2名が1組となり、一名がシステム一式、もう一名が予備弾2発を搬送する[4]。
部品にプラスチックや軽金属合金などを多用することで軽量化を図っており、発射筒と照準器を三脚架に搭載して射撃する形態のほか、状況に応じて射手が発射筒と照準器を肩に担いで射撃することも可能[1][2]。また市街地戦闘を想定してソフト・ローンチ方式を採用しており、閉所からの射撃が可能である[1][3]。
ミサイルの誘導方式は有線式半自動指令照準線一致誘導方式(SACLOS)で、発射後も射手が照準器を覗いて目標を捉え続けることで、照準器からワイヤーを通じてミサイルに誘導信号が送られ、ミサイルが目標に向けて誘導される形式である[1]。誘導に当たってはミサイル後端にある赤外線ランプで誘導装置がミサイル位置を把握する仕組みだが、誘導装置とランプは発射前に同期をとるようになっており、敵からの赤外線照射による妨害を無効化できるようになっている[3][4]。
弾頭はタンデム式の成型炸薬で、爆発反応装甲を突破後に厚さ800ミリ以上の装甲板を貫徹する能力を有する[1]。射程は最小60メートル、最大600メートルで、飛翔速度は射出時点で毎秒18メートル、最大で毎秒245メートルである[1][3]。
後にレーザー誘導式の改良モデルが登場しており、こちらは射程も1,000メートルまで延長されている[4]。