バードケージ (小説)
From Wikipedia, the free encyclopedia
主人公の竹沢遥祐は今春の大学受験に失敗し予備校生として浪人生活を送っていたが、初夏を迎えても本腰を入れて受験勉強をしていたわけでもなくむしろその鬱屈した日常から抜け出したいという思いでいっぱいだった。そんなある日瀬戸川忠という男が駅のホームから転落するところに遭遇し遥祐は助けると、瀬戸川から1億円を3か月で使い切るゲームを勧められる。実は瀬戸川がこのゲームを勧めたのは自分の愛娘を自殺で亡くしお金を恨むようになっていたことからだった。ゲームを始めるにあたって楽しんでお金を使わなければならないという瀬戸川の指示を遥祐は了承した。ただ初めは楽しくて仕方なかった遥祐も、欲しいものを手に入れていく中で段々とお金を使うことに悩まされてしまう。
書誌情報
- 『バードケージ』 (清水義範(著)、NHK出版、2004年6月) ISBN 4140054565