パウク型コルベット

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運用者 #運用国の項を参照
建造数 45[1]ないし46隻[2]
パウク型コルベット
ブルガリア海軍のパウクI型
基本情報
艦種 コルベット
運用者 #運用国の項を参照
建造数 45[1]ないし46隻[2]
要目
満載排水量 447 t[3]
全長 59.5 m[3]
最大幅 10.2 m[3]
吃水 3.3 m[3]
主機 M521 ディーゼルエンジン×2基[3]
推進 2軸[3]
出力 16,180 hp(m)[3]
最大速力 32ノット[3]
航続距離 2,200海里(14ノット巡航時)[3]
乗員 38名[3]
兵装
レーダー
  • スピン・トラフ 対水上捜索レーダー[3]
  • ピール・コーン 対空/対水上捜索レーダー[3]
  • バス・チルト 射撃管制レーダー[3]
ソナー フォール・テイル 可変深度ソナー[3]
電子戦
対抗手段
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パウク型コルベット英語: Pauk-class corvette)は、ソビエト連邦で建造されたコルベットの艦級[1][4]。艦級名はポーク型、また艦種は哨戒艇とする資料もある[2]。なお、「パウク型」はNATOコードネームであり、ソビエト連邦での計画名は1241.2型「モルニヤ-2」で、艦種はソビエト連邦海軍所属艦が小型対潜艦(MPK)、国境軍所属艦が国境警備艦(PSKR)に類別されている[1][4][3]

建造はヤロスラヴリ造船所およびウラジオストク造船所で行われ、1970年代末からソビエト連邦海軍と国境軍で多数が就役したほか、友好国への輸出も行われた[1][5]

ポチ型コルベット(204型小型対潜艦)の後継として開発された対潜用の小型戦闘艦で、艦尾にある大型の可変深度ソナー(VDS)が外観上の特徴[2][4]。船体は同時期に建造されたタランタル型コルベット(1241型大型ミサイル艇)と同型である[4]

全長59.5メートル、満載排水量は447トンで、乗員は38名である[3]。主機関は2基のM521 ディーゼルエンジンで、最大で32ノットの速力を発揮できる[3]

装備

対潜ロケット弾を発射するブルガリア海軍のパウクI型(手前)

主砲としては艦首にAK-176 76ミリ単装両用砲1基があり、さらに近接防御用として上部構造物後端にAK-630 30ミリ多銃身機関砲1基がある[1][3][6]

対潜用として設計されただけに対潜兵装は3種類を搭載している。まず艇前方の艦橋直前には射程1,200メートルのRBU-1200対潜ロケット弾5連装発射機が2基あり、加えて中央の両舷には406ミリ単装魚雷発射管が各2基装備され、SET-40やSET-72といった対潜用誘導魚雷を搭載する[1][3][6]。さらに後部には爆雷投下軌条が2基あり、爆雷12個を搭載できるようになっている[1][3][6]

このほか、対空用として射程6キロメートルのSA-N-5艦対空ミサイルの4連装発射機1基(携帯式地対空ミサイルを取り付ける架台)がある[1][3][6]

電子装備としては、スピン・トラフ 対水上捜索レーダーとピール・コーン 対空/対水上捜索レーダー、バス・チルト 射撃管制レーダー、フォール・テイル 可変深度ソナーを備えている[3]。また、電子戦・対抗手段としてブリック・プラグ ESM装置と、PK-16 チャフ発射機2基がある[3]

サブタイプ

パウクI型(1241.2型)
原型の小型対潜艦/国境警備艦[1][3]。ブルガリアにも1989年から1990年にかけて元ソ連艦2隻が輸出されており、とくにレシテールニイ級コルベットとして区別されることもある[7][8]
パウクII型(1241.2PE型)[注釈 1]
輸出向けの派生型で、キューバインドが採用した[1]。原型と比較すると、マスト上のレーダーがクロス・ラウンドに変更されたほか、魚雷発射管が406ミリ口径4基から533ミリ口径2基となり、搭載魚雷もSET-65などに変更された[1][11]インド海軍の艦は、とくにアバイ級コルベットとして区別されることもある[12][13]

運用国

ウクライナ国家国境庁のパウクI型

1番艇は1977年に起工、1979年に就役し[14]、合計で45隻[1]ないし46隻[2]が建造された。建造は1988年まで続けられ、その後後継のスヴェトリャク型哨戒艇にその座を譲っている[5]ソビエト連邦海軍KGB隷下の国境軍で採用されたほか、友好国への輸出も行われた[1]国際戦略研究所の「The Military Balance 2025」によれば、2024年11月時点で5か国で10隻が現役である[15]

現役

退役

脚注

参考文献

関連項目

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