パウル・リンケ

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音楽・音声外部リンク
ベルリンの風(試聴)
オーケストラ版 - Lars Almgren指揮Stockholm Philharmonic Palm Court Orchestraの演奏、NAXOS of America提供のYouTubeアートトラック
ブラスバンド版 - スウェーデン王立空軍軍楽隊の演奏、NAXOS of America提供YouTubeアートトラック
オペレッタ版 - ヘルムート・フロシャウアー指揮ケルン放送管弦楽団ケルン男声合唱団ドイツ語版の演奏、Naxos Digital Services提供のYouTubeアートトラック

パウル・リンケ(Paul Lincke、1866年11月7日 - 1946年9月4日)は、ドイツオペレッタ作曲家である。ドイツでは「ベルリン・オペレッタの父」と呼ばれている。

作品のうち『ベルリンの空気』(ベルリンの風ベルリンの大気とも。Berliner Luft)は、ベルリンの非公式の「市歌」となっている。

ベルリンの様々な劇場で活躍し、また自らの作品のためアポロ出版(Apollo-Verlag)を設立している[1]1941年の誕生日にはベルリン市から名誉市民の称号が贈られた[2]1946年ハーネンクレードイツ語版にて他界した。なおベルリンには現在、彼の名を冠する通りがある (Paul-Lincke-Ufer)。

1904年に作曲された『ベルリンの空気』は、元は同名のオペレッタ作品の中の1曲であったが、1899年初演のリンケの別のオペレッタ作品『ルナ夫人』(Frau Luna)が1922年に改訂された際に『ルナ夫人』へ組み入れられた[3]。『ルナ夫人』は、ベルリンっ子の冒険家一団が熱気球で月世界に行き、ルナ夫人こと月世界の王妃の宮廷で歓待されるという筋書きである。

その他のオペレッタには『インドラの王国』(Reich des Indra)や『リュジストラータ』(Lysistrata)などがある。なお『リュジストラータ』のアリエッタ「Glühwürmchen」は1940年ジョニー・マーサーにより翻訳され、「Glow Little Glow Worm」の名でミルズ・ブラザーズなどにより演奏されて英語圏でも親しまれた。このほかにもリンケのオペレッタに登場する行進曲やワルツは単独で、あるいはメドレーのような形の編曲で親しまれている。

作品一覧

オペレッタ

  • 地上のヴィーナス(Venus auf Erden ベルリン 1897年
  • ルナ夫人(Frau Luna ベルリン 1899年)
  • インドラの王国(Im Reiche des Indra ベルリン 1899年)
  • リュジストラータ(Lysistrata ベルリン 1902年
  • グリグリ(grigri 1911年
  • カサノヴァ(Casanova ダルムシュタット 1913年
  • 愛の夢(Ein Liebestraum ハンブルク 1940年)

歌つきの舞曲

  • Schenk' mir doch ein kleines bißchen Liebe
  • Bis früh um fünfe, kleine Maus
  • Schlösser, die im Monde liegen
  • Glühwürmchen
  • Berliner Luft

ギャラリー

外部リンク

参考資料

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