パッシブデザインは、暖冷房設備や装置等に依存せず、適切な断熱や日射調整(取得と遮蔽)、通風、蓄熱等、建物そのものの工夫によって、室内環境の快適性の向上を図る。
夏期と冬期では取り組みが異なり、それぞれの季節に応じた建物の熱的性能が求められる。
パッシブデザインを採用した住宅のイメージ(左:夏期 右:冬期)
パッシブデザインの対義語としてアクティブデザイン (active design) がある。
これは、冷暖房設備や給湯器、照明器具などを効率的に組み合わせることにより、快適な居住空間を確保することを目指している。
環境共生住宅とは、「地球環境を保全する観点から、エネルギー・資源・廃棄物などの面で充分な配慮がなされ、また周辺の自然環境と親密に美しく調和し、住み手が主体的にかかわりながら、健康で快適に生活できるよう、パッシブデザイン手法を積極的に取り入れた工夫がされた、環境と共生するライフスタイルを実践できる住宅、およびその地域環境」を言う[3][4]。
パッシブデザインと環境共生住宅の関係