ヒシカラスザメ

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ヒシカラスザメ
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svg
Status iucn3.1 LC.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
: 軟骨魚綱 Chondrichthyes
: ツノザメ目 Squaliformes
: カラスザメ科 Etmopteridae
: カラスザメ属 Etmopterus
: ヒシカラスザメ E. virens
学名
Etmopterus virens
Bigelow, Schroeder & S. Springer, 1953
英名
Green lanternshark
分布

ヒシカラスザメ Etmopterus virensカラスザメ科に属する深海性のサメの一種。西部大西洋の上部大陸斜面に分布する。全長26cm。細長い体と尾を持ち、皮歯は円錐形。背面は暗褐色、腹面は黒。発光器を持ち、カウンターイルミネーションやコミュニケーションに用いる。群れで頭足類を捕食する。無胎盤性胎生で産仔数1-3。IUCNは保全状況を軽度懸念としている。

1953年、Henry B. Bigelow・William C. Schroeder・Stewart SpringerによってBulletin of the Museum of Comparative Zoology at Harvard Universityにおいて記載された。タイプ標本はメキシコ湾北部の深度403mから得られた20.3cmの雄である。種小名virensラテン語で"緑"を意味する[2][3]

分布

西部大西洋の上部大陸斜面にのみ生息する。メキシコ湾ではテキサスからフロリダキューバユカタン半島。カリブ海ではホンジュラスニカラグアパナマベネズエラ、おそらくブラジルまで分布する[1]底生で深度196-915mから記録があるが、一般には350m以深である[4][5]

形態

黒い模様に発光器を含む

体は細く、丸く短い吻と細長い尾がある。最大で全長26cmの個体が知られる[5]。眼は楕円形で非常に大きい。鼻孔には短い前鼻弁がある。上顎歯列は29-34、個々の歯の尖頭は細く、3対以下の小尖頭に取り巻かれる。下顎歯列は24-32、 個々の歯は倒れた細い尖頭を持ち、基部で結合して全体で一枚の刃となる[4]。5対の鰓裂は非常に短く、噴水孔と同じくらいの長さである[2]

胸鰭は幅広く丸い。第一背鰭は胸鰭の後端から始まり、前方に棘がある。第二背鰭の棘はその2倍程度の長さで、背鰭間の距離は吻から第一鰓裂までの距離と同じくらいである。臀鰭はない。尾鰭は低くて細く、下葉は目立たない。上葉は頭部と同じくらいの長さである。体側の皮歯は棘状で頑丈、隙間を開けて不規則に配列する。吻はほぼ皮歯で覆われる[2][4]。背面は暗褐色から灰色、腹面と吻は黒。腹鰭の上部から後方にかけて黒い模様があり、尾にも薄い黒の模様がある[4]。これらの黒い模様の中には、多数の発光器がある[5]

生態

人との関連

出典

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