ヒトコブラクダのQ熱事件

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ヒトコブラクダのQ熱事件(ひとこぶらくだのキューねつじけん)は、1951年(昭和26年)にパキスタンから輸入されたヒトコブラクダQ熱に感染していたことから、日本国内で社会的関心を呼び、抗生物質オーレオマイシン(クロルテトラサイクリン)による世界初のラクダへの治療が行われた出来事である[1]

1951年(昭和26年)12月15日、パキスタンから輸入された5頭のヒトコブラクダが横浜検疫所に到着した。ところが同月23日、そのうち2頭がQ熱に感染していることが判明した。Q熱はノネズミダニが媒介するリケッチア病原体による人畜共通伝染病で、高熱などの症状が現れ、オウム病に類似していた[2]。人間での死亡率は低いものの、家畜、特に乳牛にとっては深刻な被害を及ぼす病気とされた[1]

厚生省農林省は全国規模の調査を実施し、ウシ1,000頭の抜き取り血液検査を行った結果、三重県・岡山県・長野県でそれぞれ1頭ずつの保菌畜牛が発見された。

治療と対応

脚注

参考文献

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