ヒューレット・パッカード・エンタープライズ

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ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(Hewlett Packard Enterprise、HPE)は、2015年11月1日のヒューレット・パッカードの会社分割によりHP Inc.とともに誕生したアメリカ合衆国の企業である[1]サーバー等の企業向け(エンタープライズ)ハードウェアの製造・開発およびサービスを行う[1]

概要 種類, 市場情報 ...
Hewlett Packard Enterprise Co.
種類
株式会社
市場情報 NYSE: HPE
S&P 500構成会社
業種 情報技術
前身 ヒューレット・パッカード
設立 2015年11月1日 (10年前) (2015-11-01)
創業者 ヒューレット・パッカード ウィキデータを編集
本社 テキサス州ヒューストン
事業地域
ワールドワイド
主要人物
en:Patricia Russo
(会長)
Antonio Neri
(社長兼CEO)
売上高 増加 US$28.5 billion (2022)
営業利益
減少 US$782 million (2022)
利益
減少 US$868 million (2022)
総資産 減少 US$57.1 billion (2022)
純資産 減少 US$19.9 billion (2022)
従業員数
増加 60,200 (2022)
ウェブサイト www.hpe.com/us/en/home.html
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日本法人は日本ヒューレット・パッカード合同会社

同社のスローガンは、"Accelerating Next"。

概要

本社の所在地は、カリフォルニア州サンノゼ市アメリカ・センター・ドライブ6280番地である[2]。2020年12月1日に、本社をテキサス州ヒューストンに移転する計画を発表した[3]

HPEはHP Inc.とともにフォーチュン500にリストされている。HP Inc.がヒューレット・パッカードの株取引の履歴とニューヨーク証券取引所のティッカーシンボルHPQを引き継いでおり、HPEのティッカーシンボルはHPEである。

総合IT企業であったヒューレット・パッカードはPCやプリンタ事業、サーバ・ネットワーク・ストレージ事業、ITサービス事業、データ解析やセキュリティなどのソフトウェア事業を切り離し、スリム化することで各事業が独立して迅速な経営を行うダウンサイジングの方向に進んでいる。HP Inc.はパソコンとプリンタ、HPEは企業向けサーバ・ネットワーク・ストレージの製造・開発に経営資源を集中している。総合IT企業のライバルであるDellはパソコンからネットワーク、ストレージ、サーバ、ソフトウェアまでを手がける(ITサービス部門は売却)。もう一つの総合IT企業のライバルであったIBMは、非中核ハードウェア事業(パソコンやPCサーバ)を切り離し、ITサービスやソフトウェアと一部の独自規格ハードウェアに専念する方向へ進んでいる。

社名

現在の社名は「Hewlett Packard Enterprise Company」であり、2014年までのヒューレット・パッカード時代の英語表記「Hewlett-Packard」からハイフンが取り除かれていることに注意が必要である。

歴史

2015年11月11日、HPEはHP Inc.とともに、1939年創業のヒューレット・パッカードより分割されて誕生した。

ヒューレット・パッカード分割の前年度の収入は、HPEに当たる事業がUS$530億で、HP Inc.に当たる事業がUS$573億であった。HPEの初代の社長は、分割前のヒューレット・パッカードの社長であったメグ・ホイットマンである[4]

2016年8月にハイパフォーマンスコンピューティングの会社シリコングラフィックスの買収を発表し[5]、11月1日に買収を完了した[6]。買収価格は2億7500万ドルであった[7]

2016年5月、企業向けITサービス部門Hewlett Packard Enterprise Servicesを切り離し、コンピュータ・サイエンシズ・コーポレーションと統合させることを発表[8]。2017年4月3日、経営統合が完了し、新会社DXCテクノロジーが発足[9]

2016年9月、非中核ソフトウェア事業を切り離し、マイクロフォーカスと統合させることを発表[10]。2017年9月1日、統合完了[11]。この時点で、マイクロフォーカスの株の50.1%はHPEとその株主が保有することになる。

2017年1月、OmniCube ハイパーコンヴァージド・インフラストラクチャ製品を開発するデータ管理プラットフォームSimpliVityを6億5千万ドルで買収した。[12]

2017年4月、フラッシュ・ストレージの製造企業Nimble Storage Incの買収を完了した。買収金額は12億ドルであった[13]

2018年2月1日、メグ・ホイットマンが社長兼CEOから退任し、Antonio Neriが新たに就任した。

2018年6月、GreenLake Hybrid Cloudと呼ばれるハイブリッド・クラウドサービスを開始した。これは、HPEのOneSphereクラウド・マネジメントSaaSに組み込まれて提供される[14]。GreenLake Hybrid Cloudはクラウド・マネジメント、コスト・コントロール、およびコンプライアンス・コントロールの機能を持ち、AWSMicrosoft Azure上で走らせることができる[15]

2019年5月、スーパーコンピュータ製造会社のクレイを13億ドル(または1株あたり35ドル)で買収することを発表した[16]。2019年9月25日、買収額14億ドルで買収を完了した[17]

2020年12月1日、HPEはテキサス州ヒューストンへ本社を移転することを発表した。既にヒューストンの拠点は、同社のアメリカ国内の拠点の中で最も雇用数が多い状態となっていた。カリフォルニア州のベイエリアに点在する多数の拠点はサンノゼに集約する[18]

2024年1月、HPEはJuniper Networksを140億ドル(1株あたり40ドル)で買収する契約を締結したと発表した[19][20]。しかし、2025年1月に米司法省がHPEによるJuniper Networks買収を阻止しようと提訴を行なった[21]。2025年6月に米司法省が買収を承認[22]し、2025年7月に買収が完了した[23]

製品

事業部門

  • Intelligent Edge – 売上の10.1%(2018年) – ネットワークセキュリティのためのプラットフォーム
  • Hybrid IT – 売上の83.3%(2018年) – コンピュータ、ストレージ、ネットワーク、ITサービスのためのプラットフォーム
  • Financial Services – 売上の7.8%(2018年) – DX推進のための投資戦略

過去の事業

HPE Services – ITサービス(現:DXCテクノロジー

買収した企業の一覧

さらに見る 企業名, 買収日 ...
企業名買収日業態国籍価格
en:Aruba Networks 2015年11月1日 Network Hardware & Software US $2.7B[24]
シリコングラフィックス(SGI)2016年11月1日Hardware & SoftwareUS$275M[25]
en:SimpliVity2017年1月17日Hyperconverged InfrastructureUS$650M[26]
en:Niara2017年2月1日Network SecurityUSN/A[27]
en:Nimble Storage2017年4月17日StorageUS$1.2B[28][29][30]
en:Cloud Technology Partners2017年9月5日Cloud ServicesUSN/A[31][32][33][34]
en:Cape Networks2018年3月27日Network SecuritySouth AfricaN/A[35]
en:RedPixie2018年4月10日Cloud ConsultingUKN/A[36]
en:Plexxi2018年5月15日Software-Defined NetworkingUSN/A[37]
en:BlueData2018年11月27日SoftwareUSN/A[38]
クレイ2019年9月25日High-Performance Computing (HPC)US$1.4B[39]
en:Silver Peak Systems 2020年9月21日 Network Hardware & Software US $925M[40]
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脚注

関連項目

外部リンク

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