ヒョウガユスリカ

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ヒョウガユスリカ (Diamesa kohshimai) とは、ユスリカ科に属する昆虫の1つ[1]

ヒョウガユスリカは、和名が示すとおり氷河に生息する昆虫である。氷上に生息する生物セッケイカワゲラなどがいるが、ヒョウガユスリカはより低温に耐える事ができ、マイナス16℃でも活動することが出来る[1]。これは昆虫で最も低い温度であり、より単純な生物である好冷菌英語版にも匹敵する。逆に手のひらにのせると、体温に耐え切れず動かなくなる[2]

生活史

ヒョウガユスリカは幼虫成虫ともに黒色の身体をしており、白い氷河の上では非常に目立つ。生息するのはヒマラヤ山脈の氷河である。氷河には、クリオコナイトと呼ばれる藍藻真正細菌鉱物粒子で構成された黒色の粒子があり、太陽光を吸収して局所的に氷河が溶ける。これによって形成された穴や水溜りをクリオコナイトホールと呼び、ヒョウガユスリカは主にそこに生息している。

幼虫はクリオコナイトホールの水溜りや[3]、氷河の積雪の下にある泥の中に生息し、藍藻や真正細菌を食べて生きている。成虫は体長3mmほどであり、退化している。成虫のメスは、産卵期になると氷河の表面を、氷河の上流方向へと歩いて移動する。これは氷河が移動するため、氷河からはみ出さないために移動を行うと考えられている[1]

発見

出典

関連項目

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