スプリングスティーンは1976年にこの曲の原型を作り始めたが、歌詞はサビの部分を除き未完成のままとなっていた[11]。そして、過去にスプリングスティーンのアルバムでレコーディング・エンジニアを務めていたジミー・アイオヴィーン(英語版)が、スミスの新作のプロデューサーに起用された縁で、スミスは本作のデモ・テープを聴き[12]、恋人のフレッド・ソニック・スミス(MC5のギタリスト、後にスミスの夫となる)からの電話を待ちわびていた心情を元に、残りの歌詞を書き上げた[13]。
本作はスプリングスティーンのライブでも取り上げられており、1986年発売のボックス・セット『Live/1975-85』には1980年12月28日のライブ音源が収録されたが[14]、ここではスミスの歌詞と異なる部分もあった[11]。一方、スプリングスティーンが2010年に発表したコンピレーション・アルバム『ザ・プロミス〜ザ・ロスト・セッションズ』には、スミスの歌詞に準じたスタジオ録音バージョンが収録された[11]。
なお、2009年にマディソン・スクエア・ガーデンで開催された「ロックの殿堂25周年記念コンサート」では、U2のステージにスミスとスプリングスティーンの両方がゲスト参加して本作を共演し[15]、その模様は2010年発売のライブ・アルバム『The 25th Anniversary Rock & Roll Hall of Fame Concerts』に収録された。また、2018年のトライベッカ映画祭では、スミスのドキュメンタリー映画『Horses: Patti Smith and her Band』のプレミア上映後にスミスのコンサートが行われ、「ビコーズ・ザ・ナイト」ではスプリングスティーンもゲスト参加した[16]。