ビサコジル

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販売名 フリート、ダルコラックス、ブルックラックスなど
ビサコジル
臨床データ
販売名 フリート、ダルコラックス、ブルックラックスなど
AHFS/
Drugs.com
monograph
MedlinePlus a601027
胎児危険度分類
  • B
投与経路 経口または注腸投与
ATCコード
法的地位
薬物動態データ
生体利用率 15%
代謝 肝臓 (CYP450-媒介)
消失半減期 16時間
排泄 主に糞便中に排泄され、全身に吸収された薬物は尿中に排泄される。
識別子
CAS登録番号
PubChem
CID
DrugBank
ChemSpider
UNII
KEGG
ChEMBL
CompTox
Dashboard

(EPA)
ECHA InfoCard 100.009.132 ウィキデータを編集
化学的および物理的データ
化学式 C22H19NO4
分子量 361.397 g·mol−1
3D model
(JSmol)
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ビサコジル: Bisacodyl)は、瀉下薬として用いられる有機化合物である。結腸を刺激し、排便を促す作用がある。

慢性的な便秘の緩和、神経因性消化管障害の管理、および健康診断の際の大腸内視鏡検査の前処理として処方される[1][2]1953年に初めて下剤として使用された[3][4]WHO必須医薬品モデル・リストに収録されている[5]

腸管神経系英語版を刺激して結腸の収縮を引き起こし、蠕動運動を促す。接触性下剤でもあり、水分と塩分の分泌を促進する。小腸に対する作用はごくわずかで、刺激性下剤としては主に結腸からの排泄に作用する[6]。結腸における水分の吸収を抑制し、腸内水分を増加させる作用もある[7]

製品

日本では医療用医薬品日本薬局方ビサコジル坐剤のほか、一般用医薬品便秘薬「ビューラック」(皇漢堂製薬)、「スルーラック」(エスエス製薬)、「コーラック」(大正製薬)にも配合されている[8]

投薬管理

ビサコジルを経口投与する場合、通常は朝食時に服用する。経口投与では8時間ほどは効果が現れず、その後突然、比較的速やかに効果が現れることが知られている。これは、1回に10mg以上服用した場合に特にこの傾向が強い。通常、投与量は5ないし10mgであるが、処置前に腸を完全に洗浄する際には最大30mgを使用する。

坐剤として直腸に投与すると、通常15分ないし60分ほどで効果が現れる。坐剤として使用する場合は、胃結腸反射英語版と同期させるため、朝食後にビサコジルを投与すると効果的である[2]。より強力な作用が必要な場合は、一度に2つの坐剤を使用することができる。最初の排泄から数時間後、ビサコジルが排出されず直腸内に残っている限り、二次的な作用が続く。

市販の浣腸剤は通常5~20分で効果が生じる[6]

化学的性質

トリフェニルメタン誘導体であり、フェノールフタレインと構造が類似している。化学式C22H19NO4、白色の結晶性粉末。酢酸に容易に溶け、アセトンにもやや溶けやすいがエタノールジエチルエーテルには溶けにくい。水にはほとんど溶けない。融点は132~136[7]

関連項目

脚注

外部リンク

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