ピアッジョ P.136
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ピアッジョ P.136(Piaggio P.166)は、イタリアのピアジオ・エアロ・インダストリーズ(ピアッジョ社)で開発された全金属性艇体にガルウィング翼と引き込み式降着装置を持つ双発、推進式の水陸両用飛行艇である。
試作初号機は1948年遅くに初飛行を行い、型式認定試験を1949年春に終えた。イタリア空軍は、沿岸警備と水難救助用に14機のP.136を発注した。この機種はアメリカ合衆国の市場ではカーニー・アンド・トレッカー社(Kearney and Trecker)により「ローヤル・ガル」(Royal Gull)として販売された。トレッカー社は3機の完成機とそれとは別に29機分の部品を受け取ったが、自社でも数機をライセンス生産した。

- P.136F
- 主にイタリア空軍向けのフランクリン社製エンジンを搭載する生産型。18機製造。
- P.136L
- ライカミング GO-435エンジンを搭載する生産型。2機製造、1機がP.136Fに改装。
- P.136L-1
- 出力201-kW (270-hp)のライカミング GO-480-Bエンジンを搭載する5座水陸両用飛行艇。18機製造。
- P.136L-2
- 出力254-kW (340-hp)のライカミング GO-480エンジンを搭載する5座水陸両用飛行艇。イタリアから供給された組み立てキットを使用して米国内で24機を組み立て。
- ローヤル・ガル
- 米国内でカーニー・アンド・トレッカー社により販売されたP.136-L1とP.136-L2。