ピノシルビン

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ピノシルビン(Pinosylvin)は、感染中に合成されるファイトアレキシンと比べて、感染前に合成されるスチルベノイド毒である。木材を菌の感染から守る菌毒であり[1]マツ科(Pinaceae)の心材に含まれる[2]。またGnetum cleistostachyumグネツム属の一種)にも含まれる[3]

概要 物質名, 識別情報 ...
ピノシルビン
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChEMBL
ECHA InfoCard 100.208.695 ウィキデータを編集
CompTox Dashboard (EPA)
性質
C14H12O2
モル質量 212.244 g/mol
精密質量 212.08373 u
融点 153-155 °C
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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ラットに注射すると、ピノシルビンは急速にグルクロン酸化し、生物学的利用能は乏しい[4]

生合成

ピノシルビンシンターゼは、以下の化学反応を触媒する酵素である。

3 マロニルCoA + シンナモイルCoA → 4 補酵素A + ピノシルビン + 4 二酸化炭素

ケイヒ酸を出発物質とする植物の生合成は、p-クマル酸を出発物質とするものに比べて珍しいため、この生合成は特筆に値する。ケイヒ酸を出発分子として用いることが知られている化合物は、アニゴルホンクルクミン等、数少ない[5][6]

出典

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