ピュイ・ダムール
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概要
器の形に焼き上げた生地の中に、クレーム・パティスィエール(カスタードクリーム)やクレーム・サントノーレ[注 1]をたっぷりと詰めて砂糖をかけ、表面によく熱したコテを当ててカラメル状に焼き上げたものが基本形となっている[5][3]。作り置きするとすぐに湿気てしまう菓子のため、湿度の高い日本での販売にはあまり向いていない[3]。
元々は空洞になった中央部分に、ラズベリーまたは赤スグリなど赤いフルーツのジャムをベースにしたジュレが使われていたが、赤いジュレを詰めた見た目が性的な意味合いを暗示させ、僧侶たちから不謹慎だとクレームが入り物議を醸す[6]。しかし、ルイ15世の宮廷で行われる親密な晩餐会では大変好評であった[7][8]。亡命したポーランド国王であり、食通で知られるスタニスワフのパティシエの一人であったニコラ・ストレーは、中にバニラ風味のカスタードクリームを詰め、その上に砂糖をたっぷりかけて焦がしたキャラメルの層をかけることで、赤いジュレを用いたレシピの不名誉な意味合いを取り除くよう工夫した[7][8]。
