ピレウス銀行
ギリシャの銀行
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沿革
1916年7月に設立、1918年にアテネ証券取引所に株式を上場し公開企業となった[1]。1963年に同業のEmporiki Bank Groupの傘下となり、1975年から1991年まではギリシャ政府の資本下にあった[1]。
再度の民営化後は、冷戦終了に伴って規模の拡大が始まり、アルバニア、ルーマニア、ブルガリアなど東南欧地域の銀行の買収や、国外での支店開設が進み、2000年にはネット銀行のWinbankを開設した[1]。2001年のギリシャのユーロ圏加盟は国内の銀行市場の著しい拡大をもたらしたが、2010年欧州ソブリン危機においては、不良債権の急増、中小金融機関の破綻、外資系金融機関の撤退が相次いだ[2]。ピレウス銀行はそれらを引き受ける形で、ポルトガル商業銀行のギリシャ部門(ミレニアム銀行)の買収(2013年)[3]や、ソシエテ・ジェネラルからのジェニキ銀行(Geniki bank, General Bank of Greece)の買収(2014年)[4]を進める一方、2015年に欧州委員会はピレウス銀行に対する公的支援を承認[5]、東南欧地域など国外資産については、2010年代中盤以降売却を進めた[6]。
2020年11月、不良債権の削減を目的として、ピレウス銀行は政府によるHFSF(金融監督基金)を通じて再度国有化された[7]。同年12月には企業再編が完了、ピレウス銀行は金融持株会社(ピレウス・フィナンシャル・ホールディングス)の中枢部門となる形で再編された[8]。2024年3月、ピレウス銀行の株式の27%が売却され、ピレウス銀行は再び民間銀行となった[9]。
ギリシャ以外ではウクライナとドイツに子会社を持ち、2022年のロシアのウクライナ侵攻以降も営業を継続している。
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ギリシャで開催される文化イベントを後援しており、ギリシャ国立歌劇場やアテネ国立管弦楽団、夏のアテネ・エピダウロス芸術祭などに出資している[10]。