ファゾム
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定義
語源
用途
ファゾムは当初、土地測定のために使われていたが、現在は航海の用途(特に水深や、航海で使用するロープ・ケーブルの長さの測定)のみに使われている。かつては、英語圏の地図には、水深がファゾムで記述されていたが、現在では、アメリカの地図でさえメートルに置き替えられている。
ロープを両手に持って腕をいっぱいに広げるということを繰り返すことで、おおまかなファゾムの値を簡単に測ることができる(これは尋と同様である)。かつて水深を測るときは、ロープの先に鉛でできた錘(おもり)をつけて水底までたらし、その長さを上述の方法で測って求めていた。そこから、水深を測ることを「測鉛」と呼び、そのロープを測鉛線、水深を測る人のことを測鉛手と呼ぶ。
1850年代のミシシッピ川では、この方法で水深を測り、ファゾムの整数部を古い言葉で呼んでいた。例えば、蒸気船の限界水深・2(two)のことはtwainという。船の喫水線から川底まで2ファゾムしかない時に"by the mark twain!"と言っていた。アメリカの作家マーク・トウェインは本名を“サミュエル・クレメンズ”という。ペンネームはミシシッピ川で水先案内人をしていた、まさにこの経験にちなむもの。
類似の単位
他の言語(国、文化)でも、ファゾムと類似の単位が使用されている。
| チェコ語 | sáh |
| デンマーク語 | favn |
| オランダ語 | vadem |
| エストニア語 | süld |
| フィンランド語 | syli |
| フランス語 | toize (1150年ごろ), brasse (1409年) |
| ドイツ語 | Faden、Klafter |
| ハンガリー語 | öl |
| 日本語 | 尋 |
| ノルウェー語 | favn |
| ポーランド語 | sążeń |
| ポルトガル語 | braça |
| ロシア語 | морская сажень |
| サンスクリット | vyama |
| スロヴァキア語 | siaha |
| スペイン語 | braza |
| スウェーデン語 | famn |