フィルモア・ライヴ '71
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『フィルモア・ライヴ '71』[注釈 1](Fillmore East – June 1971)は、マザーズ・オブ・インヴェンション(MOI)[注釈 2]が1971年に発表したアルバムである[1][2][3]。
| 『フィルモア・ライヴ '71』 | ||||
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| マザーズ・オブ・インヴェンション の ライブ・アルバム | ||||
| リリース | ||||
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| 時間 | ||||
| レーベル | ビザール・レコード/リプリーズ・レコード | |||
| プロデュース | フランク・ザッパ | |||
| 専門評論家によるレビュー | ||||
| マザーズ・オブ・インヴェンション アルバム 年表 | ||||
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フランク・ザッパが前年に新しいメンバーで再結成したMOIの初のアルバムで、MOI初のライヴ・アルバムでもある。
解説
経緯
1969年10月、ザッパはMOIの解散を発表し、約8か月間の移行期に様々なミュージシャンとライヴ活動を行った[4][5][6][注釈 3]後、1970年6月にMOIを正式に再結成した[7]。メンバーはザッパ、旧MOIのメンバーだったイアン・アンダーウッド(キーボード、サクソフォーン)、元ジョン・メイオールズ・ブルースブレイカーズのエインズレー・ダンバー[注釈 4](ドラムス)、ジェフ・シモンズ[注釈 5](ベース・ギター、ヴォーカル)、1960年代のポップ・グループのタートルズのハワード・カイランとマーク・ヴォルマン(ヴォーカル)、ジャズ・フュージョン・ミュージシャンのジョージ・デューク(キーボード、トロンボーン、ヴォーカル)だった。
新しいMOIはライヴ活動を行なう[注釈 6]と共に、ザッパが制作していたソロ・アルバム『チャンガの復讐』(1970年)に参加した[注釈 7]。さらに彼らはザッパがイギリスの映画監督トニー・パーマーと制作した映画『200モーテルズ』(1971年)に出演し、同映画のサウンドトラック(1971年)を制作した。
1971年6月5日と6日、MOIはニューヨークのフィルモア・イーストのステージに計4回立った。シモンズに代わって元タートルズのジム・ポンズ(ベース・ギター)、デューク[注釈 8]に代わってボブ・ハリス(キーボード、ヴォーカル)が起用され、旧MOIのドン・プレストン(ミニモーグ)がゲスト参加した。6日の2回目のコンサートのアンコールにはジョン・レノンとオノ・ヨーコ夫妻がゲスト出演した[注釈 9]。
内容
本作にはフィルモア・イーストで開催された4回のニューヨーク公演での録音の一部が収録された[注釈 10]。オリジナルLPの全12曲の収録曲[注釈 11]の内訳はヴォーカル曲が6曲、インストゥルメンタルが4曲[注釈 12]、会話が2曲である。ジャケットのデザインはカル・シェンケルによる。
「マッド・シャーク」[8]は、1969年7月にヴァニラ・ファッジとレッド・ツェッペリンのメンバーが滞在していたシアトルのエッジウォーター・インの一室での出来事[9]を取り上げた。
「ハッピー・トゥゲザー」の原曲は、カイラン、ヴォルマン、ポンズがMOI加入前に在籍していたタートルズが1967年に放ったヒット曲。
本作からは「涙流れて」がシングルカットされた[10]。
収録曲
作詞・作曲の記載がない曲はフランク・ザッパ作。
CD
2012年版
| # | タイトル | 作詞・作曲 | オリジナル収録アルバム | 時間 |
|---|---|---|---|---|
| 1. | 「Little House I Used to Live In」 | 『バーント・ウィーニー・サンドウィッチ』(1970年) | ||
| 2. | 「The Mud Shark」 | |||
| 3. | 「What Kind of Girl Do You Think We Are?」 | |||
| 4. | 「Bwana Dik」 | フランク・ザッパ『ランピー・グレイヴィ』(1968年) | ||
| 5. | 「Latex Solar Beef」 | |||
| 6. | 「Willie the Pimp Part One」 | フランク・ザッパ『ホット・ラッツ』(1969年) | ||
| 7. | 「Willie the Pimp Part Two」 | 『ホット・ラッツ』 | ||
| 8. | 「Do You Like My New Car?」 | |||
| 9. | 「Happy Together」 | Garry Bonner, Alan Gordon | タートルズ『ハッピー・トゥゲザー』(1967年) | |
| 10. | 「Lonesome Electric Turkey」 | |||
| 11. | 「Peaches en Regalia」 | 『ホット・ラッツ』 | ||
| 12. | 「Tears Began to Fall」 | |||
合計時間: | ||||
1995年版
出典[12]。邦題は日本盤(VAC 5030)に準拠[13]。
| # | タイトル | 作詞・作曲 | オリジナル収録アルバム | 時間 |
|---|---|---|---|---|
| 1. | 「僕が住んでいた小さな家 Little House I Used to Live In」 | 『バーント・ウィーニー・サンドウィッチ』(1970年) | ||
| 2. | 「マッド・シャーク The Mud Shark」 | |||
| 3. | 「私達の事何だと思ってんの? What Kind of Girl Do You Think We Are?」 | |||
| 4. | 「ブワナ・ディック Bwana Dik」 | フランク・ザッパ『ランピー・グレイヴィ』(1968年) | ||
| 5. | 「ラテックス・ソーラー・ビーフ Latex Solar Beef」 | |||
| 6. | 「ウィリー・ザ・ピンプ Willie the Pimp Part One」 | フランク・ザッパ『ホット・ラッツ』(1969年) | ||
| 7. | 「私の新車好き? Do You Like My New Car?」 | |||
| 8. | 「ハッピー・トゥギャザー Happy Together」 | Garry Bonner, Alan Gordon | タートルズ『Happy Together』(1967年) | |
| 9. | 「ロンサム・エレクトリック・ターキー Lonesome Electric Turkey」 | |||
| 10. | 「桃の勲章(ピーチズ・エン・レガリア) Peaches en Regalia」 | 『ホット・ラッツ』 | ||
| 11. | 「涙流れて Tears Began to Fall」 | |||
合計時間: | ||||
オリジナルLP
邦題は日本盤『フィルモアのマザーズ 1971年6月』(P-8151R)[14]に準拠。
参加ミュージシャン
- フランク・ザッパ Frank Zappa – ギター、ヴォーカル、会話
- イアン・アンダーウッド Ian Underwood – 木管楽器、キーボード、ヴォーカル
- エインズレー・ダンバー Aynsley Dunbar – ドラムス
- ハワード・ケイラン Howard Kaylan – リード・ヴォーカル、会話
- マーク・ヴォルマン Mark Volman – リード・ヴォーカル、会話
- ジム・ポンス Jim Pons – ベース、ヴォーカル、会話
- ボブ・ハリス Bob Harris – キーボード、ヴォーカル
- ドン・プレストン Don Preston – ミニモーグ(10)