フィレンツェに燃える
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19世紀中盤にさしかかり、国家統一運動の気運が高まり始めたフィレンツェを舞台に、性格は対照的ながら互いを気遣う侯爵家の兄弟を中心として、2人の青春と思わぬ相剋の行方を描いた。「愛の二面性」ー純真さ(神の領分)と欲望(悪魔の領分)の相剋ーを主題に据え、様々な愛の姿が描かれた人間ドラマ。
初演時の宝塚における併演作品は『ザ・スター』[1]、東京は『ボン・バランス』[2]。
本作の制作により、柴田は初演翌年の1976年、昭和50年度芸術選奨新人賞を受賞。
上記のように評価も得た作品だが、柴田の現役中に再演には至らず、2019年の柴田逝去後の2022年、47年ぶりの再演(全国ツアー公演)が実現、作品・主題の普遍性が見直される形となっている。