繁殖牝馬として活動し始めたフェアリーブリッジは、競走馬時代を遥かに越える影響を競馬界に与えることになった。
サドラーズウェルズがイギリス・アイルランドでG1を計3勝、全弟テートギャラリー (Tate Gallery) もナショナルステークスを勝ち、2頭の産駒がG1を制した。
サドラーズウェルズがイギリス・アイルランドのリーディングサイアーを合計14回獲得した。またサドラーズウェルズの全弟フェアリーキングもフランスリーディングサイアーを獲得する活躍をした。さらにペルジノ (Perugino) もオーストラリアで活躍馬を送り出している。サドラーズウェルズ、フェアリーキングともに、後継種牡馬に恵まれており、さらにサドラーズウェルズはイギリス・アメリカでリーディングブルードメアサイアーも獲得するほどの成功を収めた。かくしてフェアリーブリッジの血脈は世界中に広がっていった。
日本へ輸入が決まっていたテートギャラリーは、輸送中に急死してしまい、リースされたペルジノも活躍馬は送り出せなかった。またサドラーズウェルズも日本での直子の活躍はサージュウェルズが唯一の重賞優勝であり、国内GIを制覇する産駒を出せたのはフェアリーキングただ1頭だけだった。しかし、サドラーズウェルズはブルードメアサイアーとして、フサイチコンコルド、エルコンドルパサーなど、多数の活躍馬を輩出しており、またフサイチコンコルド、エルコンドルパサーともに種牡馬としても活躍馬を出すなど、代を経てフェアリーブリッジの影響は増している。
サドラーズウェルズの直系としては、オペラハウスから、テイエムオペラオーとメイショウサムソンが出た。