フェリックストウ F5L
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ポートは、アメリカのグレン・カーチスが設計した飛行艇カーチス H-12をベースとし、フェリックストウ海軍工廠で実用性を高めて大型化させたF.5を開発した。これをさらに合理化し、艇体の素材として薬品処理したリネンに代えてベニヤを使用することで強化するとともに、エンジンに330hp (後に400hpに強化)を発揮するアメリカ製のリバティ L-12Aを使用することとして再設計したのがF5Lである。イギリスで試作機の製造と試験が行われた後、量産設計はフィラデルフィアのアメリカ海軍航空工廠に引き継がれ、戦時下で生産に適するようさらなる変更が加えられた[2]。アメリカでは海軍航空工廠のほかカーチスも生産を手がけたことからカーチス F5Lと呼ばれることもある。また、民間型はエアロマリン75としても知られる。
F5Lは、海軍航空工廠で137機、カーチスで60機、カナディアン・エアプレーンズで30機が生産された。その一部は1919年にエアロマリン・プレーン・アンド・モーターで民間機型に改造された。
運用
運用国
事故
現存機
アメリカ海軍所属のF5Lの艇体およびフロートが国立航空宇宙博物館に保存されている。ただし、艇体は構造を見せるために一部の木材が取り外されている。艇体・フロートともに保管状態にあり、一般公開はされていない。
仕様
出典: Flight 31 July 1919,[2] Smithsonian National Air and Space Museum:Felixstowe[4]
諸元
- 乗員: 4
- ペイロード: 2,370 kg (5,224 lb)
- 全長: 31.6294 m (103 ft 9.25 in)
- 翼幅: 不明
- 翼面積: 129.5 m2 (1,394 sq ft)
- 空虚重量: 3,955 kg (8,720 lb)
- 最大離陸重量: 6,502 kg (14,334 lb)
- 動力: リバティ L-12A V型12気筒水冷エンジン、400kW (330hp) × 2、2翅固定ピッチプロペラ
性能
- 最大速度: 140 km/h (90 mph) 78 kn
- 巡航速度: 119 km/h (74 mph) 64 kn
- 失速速度: 92 km/h (57 mph) 50 kn
- 航続距離: 1,340 km (830 mi) 720 nmi
- 上昇率: 1.3 m/s (260 ft/min)
- 離陸滑走距離: m (ft)
- 着陸滑走距離: m (ft)
- 翼面荷重: 46 kg/m2 (9.5 lb/sq ft)
- 上昇性能: 10分間で792 m (2,600 ft)
武装
機関銃 2丁
- 爆弾: 搭載可能
