フェロー語訳聖書
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1814年、まだフェロー語の正書法が定まっていない時期に音声記号を使って、J・H・シュローター(Johan Henrik Schrøter)が『新約聖書』の翻訳を始めて、1823年『マタイによる福音書』が初めてフェロー語に翻訳された。これは翌1824年にデンマーク聖書協会によって、当時5千人に満たなかった島民全員へ渡るように1200冊が配布された[2]。
その後の聖書訳
1843年に、V・ U・ハンメシュハイム(V. U. Hammershaimb、ハマスハイムとも)が正書法を発表して、その後それが確立されてゆく。1855年、ハマスハイムは福音書の一部をフェロー語に訳して、初めて教会で使った。1892年、フルイリクル・ペテルセン(Fríðrikur Petersen)が「主の祈り」を教会の雑誌で発表した。
聖書全体を初めてフェロー語に訳したのは、福音主義的な「プリマス・ブレザレン」のヴィクトル・ダニエルセン (Victor Danielsen) であった。彼は原典のヘブライ語・ギリシア語ではなくヨーロッパのさまざまな翻訳聖書から翻訳を進めて、1937年には『新約聖書』全書を、1939年には『旧約聖書』全書を訳したが、ノルウェーで出版予定であったその聖書は第二次世界大戦の影響から遅れ、最終的には終戦後1949年に全体的な手直しを経て出版された[3]。彼の翻訳は堅実で標準的であるといわれる。
1961年に、フェロー諸島教会は『旧・新約全書』を別翻訳で発行した。これはヨアクプ・ダール(Jákup Dahl)が1923年に完成した『新約聖書』、彼の死後引き継いだクリスチャン・ヴィデロ(Kristian Oswald Viderø)の『旧約聖書』に基づいている。ダール訳は巧みで原典に忠実、ヴィデロ訳は高雅で詩的といわれている。
| Translation | ヨハネ 3:16 |
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| Unknown source[4] | Tí so elskaði Gud verðina, at hann gav son sín, hin einborna, fyri at hvør tann, sum trýr á hann, ikki skal fortapast, men hava ævigt liv. |