フォーティンゴールのイチイ
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| フォーティンゴールのイチイ | |
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| Fortingall Yew | |
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| 所在地 | スコットランド・パースシャーのフォーティンゴール村の教会敷地内 |
| 座標 | 北緯56度35分53秒 西経4度03分04秒 / 北緯56.598158度 西経4.051007度座標: 北緯56度35分53秒 西経4度03分04秒 / 北緯56.598158度 西経4.051007度 |
| 樹種 | ヨーロッパイチイ (Taxus baccata) |
フォーティンゴールのイチイ(Fortingall Yew)は、スコットランド・パースシャーのフォーティンゴール村の教会敷地内にあるヨーロッパイチイの古木。最近の専門家の見立てによると、その樹齢は1,500年〜3,000年であり、イギリスで最古の木かもしれない。
木

この木が文献に現れるのは1769年で、その時は幹の胴回りは16メートルあった[7]。かつては一本の木(樹高は不明)だったが、幹がいくつかに割れて小さな木が何本かまとまっているような姿になり、本体の樹齢を明らかにできる中央の心材は無くなっている[8]。これはかつての心材が自然に朽ちたためであり、1770年の時点で中心部の割れ目は地面の高さまで達していた[9]。これ以外の点では、木は今でも健康であり、今後何世紀も生きると見られる。1833年には「飲み物コップなどを作るために、大きな枝が切り落とされ、幹からも大きな塊が切り出された」と記されている[10]。1785年には木を保護するため低い塀が立てられたが[11]、まだ容易にその姿を見られた。この木は雄株だが[12]、2015年にエディンバラの王立植物園の科学者は、樹冠の外縁部分の小さな枝のひとつが性転換して一房の液果を実らせたと報告した ― これは針葉樹で稀に起こることであり[13][14]、何らかのストレスが原因とも見られている[15]。この種子は研究用に保存され、イチイの遺伝的多様性を維持するために使われるであろう[16]。
エディンバラの王立植物園はこの木の一部を切り出して、1マイルの長さの生垣の一部にする予定である。この「イチイを保存するための生垣計画」は、全世界でヨーロッパイチイが伐採や病気に脅かされていることを受け、イギリスの古い植物標本のうち、ヨーロッパイチイの遺伝子を保存するのが目的である[17]。

