フックグリップとオーバーハンドグリップの大きな違いは親指と他の指でバーをロックし挙上時にバーが指先へ転がるのを防ぐことである。オーバーハンドグリップではバーがロックされていないため、バーが転がる力に逆らう十分な握力[1]が挙上時に必要になるがフックグリップではバーの転がりを指でロックするので安定した保持が可能である。このロック機構は親指と他の指との摩擦に基づく。一方でフックグリップは親指に大きな負荷を掛けるので指の痛み、爪割れ、皮膚の外傷を伴う場合がある。そのため専用のテーピングを用いる選手もいる。