フレア操作

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フレア操作(フレアそうさ、ラウンドアウト[1] とも)は、航空機着陸の直前に行う機首を上げる操作である[2][3][4]

フレア操作を取ったコンコルド。機首が折れ曲がっている。

概要

視界確保のために設置された窓。(C-2)

フレア操作は接地の直前に行われ、機首を上げることによって空力ブレーキを働かせ、着陸の衝撃を和らげる、いわゆるソフトランディングとなる効果がある。フレア操作が不適切だと、機体に大きな衝撃がかかり、揺れや機体の破損につながることもある(ハードランディング)。

一般的な航空機では、主脚(後ろのギア)から接地する。グライダーなどの場合は、機体を水平にする操作が行われる[2][3][4]。機種によってはフレア操作の際に滑走路が見えなくなることもあり、そのような機種では操縦席の足元に窓を設置して視界を確保する場合もある。コンコルドフラップが無く大きなフレア操作を必要とするが、超音速飛行時の空気抵抗を減少させるため極端に細長い機首となっているため滑走路が見えないことから、着陸時に機首を下側に折れ曲がる機構で視界を確保している。

着陸のための降下時は機首下げ姿勢となるが、着陸直前までその姿勢を保つことが必要な機種もあり、接地直前に急速にフレア操作を行うこととなり、操縦士にとって難度が高い。この一連の操作を支援するためオートパイロットを利用した自動化が実現しており、ボーイング737-800型機では「リタード フレア モード(Retard Flare Mode, 遅延フレアモード)」として搭載されている。

脚注

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