フールナイト
日本の漫画シリーズ
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『フールナイト』 (Fool Night) は、安田佳澄による日本の漫画作品。2020年11月13日より小学館の青年漫画誌『ビッグコミックスペリオール』にて連載中。
あらすじ
ぶ厚い雲に覆われ陽が差さなくなった遥か未来の地球。 植物が枯れ酸素も薄くなった世界。 しかし人類は、人を植物に変える技術を開発し、わずかな酸素を作り出して生き延びていた。 先の見えない世界でも人として生きるか、苦しみを捨て植物として新たな生へ踏み出すか。 人々は選択を迫られるーー。
登場人物
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神谷トーシロー () - 貧困に苦しむ青年。劣悪な労働環境や精神を病んだ母親との生活に追い詰められ、転花に希望を見出す。転花手術を受けた、影響で霊花の声を聞く能力を得る。ヨミコの紹介で国立転花院の特例臨時職員となる。
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蓬莱 ヨミコ () - トーシローの幼馴染の女性。国立転花院「無し課」所属の職員。美味しいものを食べるのが何よりの楽しみ。
トーシローが霊花の声を聞けると知り、霊花探しを依頼する。その見返りとして、職を求めるトーシローに国立転花院での仕事を紹介する。
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平岸 ジン () - 国立転花院「無し課」の課長でありヨミコとトーシローの上司。
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八束 アキラ () - 強い出世欲を持つ第四転花院管理部の副部長。トーシローを見下している。
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叶野 () - 国境を警備していた元軍人。現在はアキラのボディーガードを務める。
用語
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転花 () - 人間を「霊花」と呼ばれる植物にする技術。死期の近い人間に「種」を埋め込むことで、その者の魂を糧に、約2年の時をかけてさまざまな植物になる。ほとんどの植物が枯れて酸欠状態になった地球で、人々は霊花が生み出すわずかな酸素で生き延びている。転花手術後、本人には支援金として1000万円が支払われる。
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霊花 () - 転花が終わり、植物になった元人間。樹木や観葉植物、花など形態はさまざま。微弱な光でも酸素を産み出せる。原則的に国が所有する資源であり、破損・破壊することは禁止されている。
執筆・制作背景
作者の安田佳澄は兵庫県出身。第76回小学館新人コミック大賞(青年部門)入選後、漫画アプリで『電波青年』を初連載し、本作を『ビッグコミックスペリオール』で立ち上げた[1]。
書誌情報
- 安田佳澄『フールナイト』 小学館〈ビッグコミックス〉、既刊12巻(2026年1月30日現在)
- 2021年3月30日発売[2]、ISBN 978-4-09-860866-9
- 2021年8月30日発売[3]、ISBN 978-4-09-861132-4
- 2022年1月28日発売[4]、ISBN 978-4-09-861239-0
- 2022年6月30日発売[5]、ISBN 978-4-09-861319-9
- 2022年11月30日発売[6]、ISBN 978-4-09-861473-8
- 2023年4月28日発売[7]、ISBN 978-4-09-861696-1
- 2023年9月28日発売[8]、ISBN 978-4-09-862527-7
- 2024年3月29日発売[9]、ISBN 978-4-09-862693-9
- 2024年9月30日発売[10]、ISBN 978-4-09-863036-3
- 2025年2月28日発売[11]、ISBN 978-4-09-863205-3
- 2025年7月30日発売[12]、ISBN 978-4-09-863521-4
- 2026年1月30日発売[13]、ISBN 978-4-09-863763-8