ブラジュ・バーシャー語

ブラジュ地方(マトゥラーやアーグラ)を中心に使うインド語派の言語。インドの言語 From Wikipedia, the free encyclopedia

ブラジュ・バーシャー語ब्रज भाषा Braj Bhasha、बॄज भाषा Brij Bhasha、ब्रज भाखा Braj Bhakha)あるいはブラジュ語インド語派に属する言語である。ブラジュ地方(マトゥラーアーグラ)を中心に話者がいる。デーハーティー・ザバーン(देहाती ज़बान dehātī zabān、「田舎言葉」を意味する)とも呼ばれる。

話される国 インドの旗 インド
話者数 1,556,314人(2011年)[2]
言語系統
インド・ヨーロッパ語族
概要 ブラジュ・バーシャー語, 話される国 ...
ブラジュ・バーシャー語
ब्रज भाषा
話される国 インドの旗 インド
地域 ウッタル・プラデーシュ州西部、ラージャスターン州ハリヤーナー州[1]
話者数 1,556,314人(2011年)[2]
言語系統
インド・ヨーロッパ語族
表記体系 デーヴァナーガリー
言語コード
ISO 639-2 bra
ISO 639-3 bra
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概要

ジョージ・エイブラハム・グリアソンの分類では西部ヒンディー語のひとつに属する[3]

ブラジュ・バーシャーはアワディー語と並び、近代以前にヒンディー語地帯の中で文学を発達させていた[4][5]。ブラジュ地方のマトゥラーはクリシュナ信仰の中心地であり、ブラジュ・バーシャー文学はヴィシュヌ派の強い伝統を持っていた[6]ラーマ賛歌がアワディー語で書かれるのに対し、クリシュナ賛歌はブラジュ・バーシャーを使用するのが適切と考えられていた[7]。19世紀にはいっても北インドにおけるブラジュ・バーシャーの文学的伝統は強かった[8]

アーグラはかつてのムガル帝国の首都であり、文章語や官僚語としてはペルシャ語が使われたが、日常の口語はブラジュ・バーシャーであったと考えられる[9]。1648年にデリーに遷都するときにアーグラから1万人が移動し、赤い城の言語は本来のデリーの方言よりもブラジュ・バーシャーに近かった[9]

17世紀以降シク教の文献がグルムキー文字によるブラジュ・バーシャーで書かれた[10]

19世紀以降に発達したヒンドゥスターニー語文学は、アワディー語とブラジュ・バーシャーの文学的遺産を引き継いでいる[11]

脚注

参考文献

関連文献

外部リンク

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