ブラック・ウィドウ (バンド)
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| ブラック・ウィドウ Black Widow | |
|---|---|
| 別名 | Pesky Gee! |
| 出身地 |
|
| ジャンル | プログレッシブ・ロック、ハードロック、オカルト・ロック[1] |
| 活動期間 | 1966年 - 1973年、2007年 - 2014年 |
| レーベル | CBS、Mystic、Black Widow |
| 旧メンバー |
クライヴ・ジョーンズ ジェリー・テイラー キップ・トレヴァー ボブ・ボンド クライヴ・ボックス ケイ・ギャレット クリス・ドレッジ ジム・ギャノン ロミオ・チャレンジャー ジェフ・グリフィス ジョン・カリー リック・"E" |
ブラック・ウィドウ[脚注 1](Black Widow)は、1969年9月にレスターで結成されたイングランドのロック・バンド。彼らは、音楽やステージ・パフォーマンスにおいて、初期から悪魔的、オカルト的なイメージを取り入れていることでよく知られている[2]。
バンドは1966年にペスキー・ジー!(Pesky Gee!)として結成され、ケイ・ギャレット(リード・ボーカル)、キップ・トレヴァー(リード・ボーカル、ギター、ハーモニカ)、クリス・ドレッジ(ギター)、ボブ・ボンド(ベース)、クライヴ・ボックス(ドラム、ピアノ)、ジェリー・"ズート"・テイラー(オルガン)、クライヴ・ジョーンズ(別名クライヴ・ビア=ジョーンズ、サクソフォーン、フルート)がメンバーを務めた[3]。1969年春、ジム・ギャノン(ギター、ボーカル、ヴァイブ)がドレッジに代わって加入した。
バンドはパイ・レコードからペスキー・ジー!名義で1枚のアルバムをリリースした。1969年のそのアルバム『エクスクラメーション・マーク』でギャレットが脱退。残りのメンバーはブラック・ウィドウとして活動を続け、1970年にデビュー・アルバム『悪魔と魔女と生贄』をリリースした[3]。
『悪魔と魔女と生贄』は全英アルバムチャートで32位を記録[4][5]。バンドは1970年、イギリスのプランプトンで開催された聖霊降臨祭フェスティバル[6]と、ワイト島フェスティバルに出演した。
1971年までに、バンドはより幅広い聴衆を獲得しようと、それまでのダークなオカルト的イメージから離れようとしたが、これは失敗に終わった[2]。ボンドとボックスに代わってジェフ・グリフィスとロミオ・チャレンジャーが加入したブラック・ウィドウは、1971年にセルフタイトル・アルバム『ブラック・ウィドウ』、1972年に『3』(この頃にはギャノンは脱退し、ジョン・カリーが後任となった)をリリースしたが、一般の関心は低かったため、CBSレコードから契約を打ち切られた。バンドは1972年後半にレコーディング契約を結ばずにアルバム『4』をレコーディングした。しかし、リードボーカルのキップ・トレヴァーがリック・"E"(本名フランク・カルバ、元「プラム・ネリー」)に交代した直後にバンドが解散したため、このアルバムはリリースされなかった。
アルバム『4』は1997年にミスティック・レコードからようやくリリースされた。1998年には、ギャレットがバンドを脱退する前に制作されたデビュー・アルバムのオリジナル音源を『リターン・トゥ・ザ・サバト』としてリリース[7]。2000年、イタリアのレーベル、ブラック・ウィドウ・レコードから『King of the Witches: Black Widow Tribute』がリリースされた。このアルバムには、デスSSやチャーチ・オブ・ミザリーといったバンドに加え、オリジナル・メンバーのキップ・トレヴァーとクライヴ・ジョーンズのトラックも収録されている。2003年には、サンクチュアリ・レコードから2枚組CDのアンソロジーがリリースされた。
2007年には、ミスティック・レコードからコンサート映画『Demons of the Night Gather To See Black Widow – Live』がDVDでリリースされた。本作には、ブラック・ウィドウの1970年発表のアルバム『悪魔と魔女と生贄』全曲を収録。ジョーンズとジェフ・グリフィスは、ブラック・ウィドウの新たな楽曲制作に着手した。
イタリアのハードロック・バンド、ウィキッド・マインズのパオロ・"アポロ"・ネグリがキーボード奏者として参加。ブラック・ウィドウの次作スタジオ・アルバム『Sleeping with Demons』は、1980年代のニュー・ウェイヴ・スタイルを取り入れた[8]。ロック・シンガーのトニー・マーティンが、このアルバムの「Hail Satan」でゲスト・ボーカルとして参加している[9]。
ブラック・ウィドウの最も人気のある曲「Come to the Sabbat」は、ティンバージャック[10](1971年にニュージーランドでトップ10ヒット)、ジョン・ザ・ポストマン、ビウィッチド、デスSS、プロパガンディ、フラモックスなど、多くのバンドやアーティストによってカバーされている。ブラック・ウィドウのジョーンズは、マーク・ポラードとケヴィン・ブルックスと共にABBAのトリビュート曲「Hey You Ring Me Tonight」を作曲し、スウェーデンのバンド、エアウェイヴスによってレコーディングされ、2008年に同名の3曲入りCD(リバーサイド・レコード、ボニエ・アミーゴ・ディストリビューション)としてリリースされた。2012年には、ギター奏者のジョン・カリーが、コーヴァス・ストーンのデビュー・アルバムに収録されたブラック・ウィドウの曲「You're So Wrong」のカバーに参加した。
メンバー
- クライヴ・ジョーンズ (Clive Jones) – サクソフォーン、フルート (1966年–1973年、2007年–2014年)、キーボード、リード・ボーカル (2007年–2014年) ※2014年死去[11]
- ジェリー・テイラー (Gerry "Zoot" Taylor) – オルガン (1966年–1973年)
- キップ・トレヴァー (Kip Trevor) – リード・ボーカル、ギター、ハーモニカ (1966年–1972年)
- ボブ・ボンド (Bob Bond) – ベース (1966年–1971年)
- クライヴ・ボックス (Clive Box) – ドラム、ピアノ (1966年–1971年) ※2016年死去
- ケイ・ギャレット (Kay Garrett) – リード・ボーカル (1966年–1969年)
- クリス・ドレッジ (Chris Dredge) – リード・ギター (1966年–1969年)
- ジム・ギャノン (Jim Gannon) – ギター (1969年–1972年)
- ロミオ・チャレンジャー (Romeo Challenger) – ドラム (1971年–1973年)
- ジェフ・グリフィス (Geoff Griffith) – ベース (1971年–1973年、2007年–2014年)、ギター、ボーカル (2007年–2014年) ※2016年死去[12]
- ジョン・カリー (John Culley) – ギター (1972年–1973年)
- リック・"E" (Rick "E") – リード・ボーカル (1972年–1973年)
タイムライン
